内務省異能特務課、中学生になる【東京卍リベンジャーズ×文スト】

射的屋。 ページ43

「何だあ奴らには彼氏という者がおったのだな…」




「青春してますね〜

てか、あそこに居たのって副総長の龍宮寺なんちゃらさんでしたよね。

あれで中学生はビビりましたよ〜。」




辻くん名前は覚えておきなよ…

と思いながら、私たちの手には屋台で買った食べ物がパンパンにあった。


特に私の腕には。



「あっ、これ美味しい。

ねぇ辻くん夏目、彼処の鈴カステラ買ってくるからこれ持ってて。」





と、私は言うと2人と離れた。

少し列は並んでたが無事ゲット。


鈴カステラの見た目は携帯獣の電気ネズミの形をしていて食べるのには苦労したが後半は吹っ切れて食べれた。



甘くてふわふわで暖かくて美味しかった。


その後私は1人で射的屋に行った。
インチキそうな特賞だ。



「宣言するよ。あの特賞を1ゲームで取ろう。」


「ハッハッハお嬢ちゃんにはちと無理だろうが頑張れよ！」






あれは絶対何か仕掛けてあるし舐めてるな異能を使うか。



私は的に集中して狙いを定める。

腰を低く腕を固定して特賞の中心を見る。

その緊張感が周りに伝わる。





「異能力 中原中也 汚れちまった悲しみに(((ﾎﾞｿ」




パンｯ！
パンｯ!



どうだろうか特賞は見事に倒れた。

屋台のおじさんも目がとび出そうなほど驚愕をしている。




その後は特賞であるエアガンのアパッチリボルバーを貰った。


需要がないような気がしながらフラフラと屋台を見て回ってると後ろから





「シュウちゃん、」




誰か呼ぶ声がしたから後ろを振り返ると三ツ谷がいた。

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