▽ ページ31
「ユウにA？珍しい響きの名だ。
僕は……
いや、やめておこう」
「いや、まじなんなのお前。」
「聞かない方がお前達のためだ」
「私たちの……ため……」
「知ってしまえば、肌に霜が降りる心地がするだろう。
世間知らずに免じて、好きな名前で呼ぶことを許す」
ホントアンタ何様？
言い方よ言い方。鳥肌が立つとかそっちの方が具体的な気がするし。
変なあだ名で呼ばれても知らないからね！
「そういえばAと言ったか」
「そうだけど何？」
「フム、矢張りリリアの言った通りだな((ﾎﾞｿｯ
いい物をあげよう。」
と、魔法か何かを使いネックレスのようなものが出てきた。
「これは？」
「まぁ、近いうちに分かるだろう。
僕から
そういい赤い宝石が埋め込まれたネックレスをつけてもらった。
「ありがとう」
「ふぅ…それにしても、人が住み着いてしまったということはもうこの廃墟は廃墟ではない。
残念だ。また次の夜の散歩用の廃墟を探さなくては。
では、僕はこれで」
っ、て待てよ今アイツ『
「ちょっとまっ…
行っちゃった。」
角の生えた男子はどこかへ消えていった。
「A、何か話したのか？」
「ううん、何でもない体冷やすといけないし戻ろう。」
私達は寮の中へ入っていった。
にしてもなんで私が神様だと知っていたのか…
それがすごく気になっていた。
＿＿＿＿＿ポタッ
ドクッ
「…ｯ!?」
まただ。
何かドロっとした感情が入っていく
キモチワルイ。
息が詰まりそうだった。
これもまた、一瞬の出来事だ。
私はそれを気にせず深い眠りにつくことが出来た。
刀が少し黒くなっていることには気づかずに。
Whether it's a dream or reality ...→←Midnight mysterious boy
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作者名：逆菜 | 作成日時：2021年8月29日 12時
