Assault SAVANACLAW ! ページ19
鏡舎から続くサバナクロー寮へと足を入れた。
「おぉ〜。ここがサバナクロー寮か」
「野性味が溢れてる…」
「ウチの寮とは全然雰囲気が違うな」
「それなー。
なんか、超野性味を感じるっていうか?
もう空間そのものがワイルドだよね〜」
みんなは自分たちの寮とは全く違う外観に目を見開く。
けーくん先輩も、入ったことないのかな。
「で、ジャックだっけ?どんな奴なんスか?」
「褐色肌に銀髪。
狼っぽい耳とフサフサの尻尾がトレードマークらしい」
「なら、アイツじゃねぇか?」
グリムが指いや、前足が指した方にはそれらしき人物1人で走り込みをしていた。
「ビンゴ!
グリちゃんお手柄。特徴ピッタリだよ。
彼に間違いない」
「っつーか、さっきの双子に引き続き、身体デカっ!」
「あのたくましさは格闘技にも向いていそうだな」
「おぉ〜ワイルド。
言っちゃえば大倶利伽羅みたい…」
「それめっちゃ分かる。」
一人一人みた感想を言ってく。
「オッケー、ダイジョブ、リラ〜ックス!
いきなり噛みついてきても守ってあげるからさ」
どうしようけーくん先輩の言葉に信憑性が全くない。
まぁ、主に噛み付いてくる前に攻撃しかけるけど。
主は余計なことをしないようにグリムを腕の中に収めようとしたら
「あれ、グリムいないんだが…」
嫌な予感がした。
「オイ、そこのツンツン頭」
「……あ?」
「オマエが悪い奴に狙われているかもしれねぇから、オレ様達が守ってやるんだゾ!
どうだ、嬉しいだろ」
「なんだ?てめーは。
走り込みの邪魔さんじゃねぇよ」
主はやばいという顔をしてすごい速さでグリムを没収した。
「バカかっ!
この阿呆だぬき!」
「ふなっ!?」
「ちょっとちょっとグリちゃん、話しかけ方に問題がアリすぎでしょ!」
「敬語使えバカヤロウ!
ごめんなアンタ」
「いきなり何なんだ、テメェら」
175人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:逆菜 | 作成日時:2021年8月29日 12時