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「ねぇ〜絞めていい?」



「はぁ?

何言ってんの先輩でも俺のAに手ぇ出したらタダじゃ置かねぇぞあ"ぁ"??」




私の前に主がたってメンチを切った。
リドル先輩もけーくん先輩も目を見開く。




「は?オマエ何言ってんの?」




一向に引こうとしない主がかっこよかった瞬間だった。




「フロイド後輩相手にダメですよ。」



と、主とフロイド・リーチの仲裁をあの、ジェイド・リーチがした。




「もしや、マジカルシフト大会に向けての敵情視察ですか?」


「えーと、これにはいろいろとワケが……」



けーくん先輩は苦笑い、ジェイド先輩は柔らかく笑みながら言う。


「スパイ行為を見逃すわけにはいきませんねぇ。

何故僕たちを監視していたのか、理由を詳しくお聞かせ願えますか?」


「コイツ、物腰は穏やかだけど全然目が笑ってない……」


「とにかく、お邪魔しました〜っ!」




私達は回れ右をし全速力で走って逃げた。




「ちょっ、A、置いてくな!」

「まってよ!早いって!」


「おいー!俺たちを見捨てる気かぁー!」





などと声が聞こえるが無視。

主命でも無視。

ごめんけどこの人らめっちゃ怖い。

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作者名:逆菜 | 作成日時:2021年8月29日 12時

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