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チャニside
風に揺られるヌナに後ろ髪を引かれながらもフットサルへ戻ってくると、スニョンイヒョンが頬っぺを膨らませて待ち構えていた。
「お前だけサンドイッチ貰って！俺だって腹減ってるし！」
…そっちかい。
と思いながらも取り敢えず『すみませ〜ん』と返しておく。
ヌナと出会ったのは、1年と半年前。
僕が大学1年の春のことだった。
高いレベルのダンスとボーカル、それにラップまでできるうちのサークル、『SEVENTEEN』に入った僕が1番年の近いスングァニヒョンとボノニヒョンと仲良くなるのに時間はかからなかった。
4月のある日、ヌナが練習中の部室にやってきた。
『こんにちは』
その挨拶が、凛として綺麗で真っ直ぐで。
「こ、こんにちは………」
長い茶髪は緩く巻かれていて、それを片耳にかけていた。顔は綺麗と言うより可愛らしい印象だけど、雰囲気は堂々としていて、なんと言うか、綺麗な人だな、と思った。
『ぶーちゃん……スングァニいますか？』
そんな彼女がスングァニヒョンのことを『ぶーちゃん』なんて呼ぶもんだから僕は一瞬唖然としてしまって。
でも、スングァニヒョンは慣れた様子で彼女に『ぶーちゃん』なんて呼ばれていた。隣にいるボノニヒョンもなぜだか楽しそう。
『もー、Aはそうやって、』
スングァニヒョンが冗談を言えば、ヌナは心底楽しそうに笑って。そんな無邪気な笑顔をずっと見つめてしまう。
『何、チャニはAちゃんみたいなのがタイプ？』
とかスニョンイヒョンに聞かれてしまう始末だ。
「違いますって！」
慌てて否定したけれど正直認める。
ヌナは、とっても綺麗な人だ。
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夏目(プロフ) - 葵さん» 楽しんでくださりありがとうございます！ディノちゃんの小説が少なかったので自給自足しました(笑)最後のラブラブのために書いた小説なので、番外編ではもっとラブラブを書こうと考えております。お気遣いいただきありがとうございます！ (2020年9月20日 9時) (
レス) id: e14acee8c3 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - mocoさん» 一気に読んでくださりありがとうございます！！とにかくディノくんのカッコ良さにこだわって書いたのでそう仰っていただけて嬉しいです！こちらこそご愛読ありがとうございました！！ (2020年9月20日 9時) (レス) id: e14acee8c3 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - でぃのちゃんの小説少なかったのでとても嬉しかったです！最後ラブラブしてくれて、ニヤニヤが止まりませんでした(笑)お話も凄く読みやすかったです！番外編もあるなんて、感謝でしかありません。ゆっくりで構いませんので、良ければ番外編もよろしくお願いします！ (2020年9月20日 1時) (レス) id: 1b7ff15c1b (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - チャニがカッコ良くてキュンキュンしながら一気に読みました。とても気に入りました。良い小説をありがとうございました!! (2020年9月19日 22時) (レス) id: b8fe820ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目
| 作成日時：2020年9月14日 22時
