龍の首、かかるは雅な五色の玉

敵襲 ページ6

「うわぁああ！？」
「何だこいつら！？」
「お母さーん！」
「いゃああああ！！」

町に黒い化け物が現れた。



re「何か…騒がしくない？」
mi「ｺﾝﾅﾓﾝｼﾞｬﾅｲﾉ?」

いや俺に聞かれても…
でも来たときはこんなじゃなかったな…
近づいたからじゃ無いかな…ん？

re「みどりくん、あれ…」
mi「黒ｲ…人?」

よく聞けば、ただ単に騒がしいだけじゃなかった。
それに、あれはエンダーマンだ。
どうなっているのか理解した俺は、町に向かって走り出した。

mi「ﾚｳｻﾝ!?」
re「説明は後でいい！？助けにいくよ！！」

驚くみどりくんの手を引っ張って、町に降りる。

re「やっぱりだ……」

町は荒らされて、エンダーマンが暴れていた。人間が瓦礫の下敷きになったり、死体が転がっていたり。
俺は、隣にいたみどりくんに言った。

re「みどりくん、手分けしてエンダーマン倒そう！」
mi「ｵｹ!」
re「あいつらの目を会わせたら襲ってくるよ！弱点は『水』だったはずだから、そこの川に突き落としたりすれば楽に倒せるから！」
mi「ﾏｶｾﾛ！」

みどりくんと俺はお互い別々に走り出した。
この近くにエンダーマンはいないから、下敷きになった人間を助けないと…
瓦礫を蹴り飛ばして、引っぱり出す。

re「目を合わせずにすぐ逃げて！」
「は、はい！」

〜緑色Side〜

川に落とせって言ってたけど、わざと目を会わせてエンダーマンを引き付けて、水をかければ一網打尽にできるよね！

今、俺の後ろには大量のエンダーマンが追いかけてきている。

{ウォーターフォール}！

そこで立ち止まって水魔法を使えば、楽に倒せる！

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