龍の首、かかるは雅な五色の玉

寒暖 ページ3

re「寒っ…！？」

目眩に耐えていると、いきなり寒くなった。
外に出れたのかな…？
丸まってないと、寒い…

＊

？「あー…やっぱ、ネザーにおったやつには寒いか…」
？「よし、頼んだ」

＊

……！寝てた…？
しかも、あったかい…

re「…もふもふ！？」

何があったか知らないけど、赤いもふもふが布団みたいに被さっていた。
眠いから、もうちょっと寝てよう…


mi「痛……」

外に出るなり、ぽてん、と落とされてしまった。
ぬくい……寝れそう…


？「頼んだで」


ボスン！

mi「！？」

びっくりした…油断してる時に押された…
…？

mi「オバケ…？」

後ろには、緑の魔女帽を被ったオバケが浮いていた。
俺になついてる…？

mi「ｴｯﾄ…名前…ｱﾙ?」

そう聞いたら、ないよ、と言いたそうにしている。

mi「ｼﾞｬｱ､…」

緑、で、オバケだから…

mi「緑ｵﾊﾞｹ。ﾈ」

なんか、しっくり来たからこれでいいか。緑オバケも喜んでるし。

mi「ﾄﾘｱｴｽﾞ、何ｶﾞｱﾙｶ確認ｼﾅｷｬ」

緑オバケを連れて、宙に浮く。
あ、何かあった。

mi「行ｺｳ」

紫色のゲートが目に入ったから、そこに飛んでいこう。なんか赤いの見えた気がしたけど、まぁいいか。

赤と緑→←霊界

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