サキュバス的女の子 悪女退治にあの手この手を使うってさ

5-3 出直しだ ページ26

NO視点



キラーは勢いよく地下室の扉を開けた


そこには腕が血まみれのAと何故か魘されているマーダーがいた



ｷﾗ「ちょっ…？！
な、なんで？マーダーは攻撃できるほど体力はもうないハズ…！！」


『あっ…痛ァ…キラー、安心して。マーダーちゃうがな。私よ私』


ｷﾗ「な、なんで…！」




全て自作自演なのか？
また騙されたのか
キラーは焦った、しかしその不安はすぐ消えた




『…魔法の代償だよ

もう、らちがあかないんでね…記憶を消したんだ』



愛の妙薬・忘は周りの記憶を消す
範囲が範囲なだけあってキラーの記憶も消えるかもしれない

だから忘と睡をあわせて、一人に範囲を絞って眠らせ、記憶を消した


しかし、代償が酷いのだ
腕やら足やら…とにかくどっかがバキバキに折れる

痛くてしょうがないらしい



『よっし…回復しよ

愛の妙薬・命(あいのみょうやく・めい)』


マーダーとAの怪我がみるみる治った



『よし…出直そう。キラー、どうした？』

ｷﾗ「…ねぇ、Aちゃん


闇AUの仲間ってさ、BOSS？」



『……



あれ、言ってなかった？ごめんごめんww』



彼女は笑った、それにキラーも安心したようだ



ｷﾗ「…何故かアイツがきたんだ


なんか手頃守ってやれーとかなんとか…



ま、いっか！」

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