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(まふまふside)
...あぁ、まさか、そんな。
檸檬さんがいるなんて...。
96ちゃんもびっくりしてる。
ライブ終わったら話しかけてみよう...かな...
そして始まったライブ。
会場は紫でいっぱいで、とても綺麗だった。
そして檸檬さんのパフォーマンス。
どんな感じなのか、
とても気になってちょっと身を乗り出してみる
会場に1人になった檸檬さん。
叩く様子もなく、じっとしていた。
すると突然両手を振りかぶり、
勢いよくシンバルを叩いた。
そして突如始まった檸檬さんのパフォーマンス。
飲み込まれた。
みんなの油断が出来たところを見計らっていたのか?
いや、違う。
自分の最高潮が来るまで待っていたんだ
そのパフォーマンスは
激しく
過激で
とてもさっきの人とは思えないほど自我を主張しているようだった。
引き立て役が、
主役になった時。
あぁ、すごい。
何だこの人は。
まさに天才ドラマー。
なぜ今まで出てこなかったんだろう。
ふと周りを見ると、みんな釘付けになっていた。
そして。
。
。
。
「何も考えないで。
ただ________
.
俺の音を、聴いて。」
聞こえるはずのない、
ずっと聞きたかった声が聞こえたきがした。
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作者名:龍の眼 | 作成日時:2018年8月16日 19時