平成を跳ぶ方々と虹色の侍の方々は一緒に住んでるらしいですけど。

りゅせじゅん看病の時間 ページ46

大毅さいど。


とりあえずインフルっぽい感じの2人はほとんど使われてない和室に隔離。

淳｢しげ･･･ごめんな、苦労かけて。｣

重｢全然平気やで？普段は淳太くんが俺らのことまとめてくれてるからこんな時ぐらいは頼ってほしいし。｣

淳｢･･･なんか、いつもと、ちゃうな。｣

重｢治ったらいっぱい遊んでな♥｣

淳｢･･････えー笑｣

なんやこのカップルみたいな会話は？

まあでも淳太くんは体痛い言うてるけど鎮痛剤使ってなんとかなりそうやな。

問題はもう1人の方。

藤｢･････････うぅ･･･っ、｣

そう、流星が結構やばい。

熱はついに40℃を突破して、意識が若干朦朧としてる。

しかもこの子普段滅多に体調崩さんしさらにきついのかも。

これだけ熱あんのに寒がってるし、汗は出ーへん･･･。

あかんなぁ、これ。どないしよ。

とりあえず冷却シートぬるくなってるし変えたろかな。

あ、この部屋に持ってきてへんやん冷却シート。

重｢淳太くん、流星、俺ちょっと下行くな？すぐ戻ってくるから。｣

淳｢おん。｣

俺が流星の布団の横から立ち上がったその時。

ｷﾞｭｯ

重｢！？ 流、星、･･･？｣

藤｢･･･行かん、とって、傍、に、おって･･････。｣

俺の右足を掴みながらそう伝えてくる流星。

んん、珍しいな。

やっぱ体調崩してる時って寂しなるんかな？

重｢分かった、傍おるから、な？｣

藤｢ん･････････。｣

子供みたいに微笑んで目を瞑る流星。

淳｢･･･幼くなったな、流星笑｣

この行動には俺もさすがに声も出せへんほどびっくりしてる笑

普段は｢だまれ！｣とか重岡のクソ野郎とか言ってくるのに。笑

あ、でもリビング組も見に行かなあかんな。

今は無理やし、誰かに伝えとこ。

重｢神ちゃんとか絶対スマホでゲームしとるやろ･･･。｣

そう思って神ちゃんにメッセージを飛ばした。

しげしばらく下行けなさそう!なんかあったら電話して! 既読

既読はやっ。

しかもスルーかい。神ちゃんよ。

確実にゲームしとるやん、あの子！！笑

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