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山田は嬉しそうに中島の食べ終えた食器を片付けた。
「山田。何かいい事あった?」
「裕翔くんと2人っきりになれて良かったよ。あまりに本音言い過ぎて会話続かなくなったけど。」
「あぁー。大ちゃんヤキモチ焼くよ。」
「だね。大ちゃんには内緒ね。」
山田が食器を片付け終わると伊野尾は山田を連れて出かけた。
「どこ行くの?」
「さぁーどこでしょう。」
しばらく歩くと何かの撮影現場に到着した。
「ここって......」
「金田一の撮影中なんだって。大ちゃんには内緒って言われてたけど、大ちゃん、監督やスタッフにカット割り無理矢理変えて貰って撮影にロスが出ないようにしたんだって。」
「それって、オレのせい?」
「違う。社長のせいじゃない?安定期まで妊娠のこと誰にも言わないようにって。」
一生懸命撮影する有岡を見て山田は思わず背を向けた。
「山田?」
「帰ろう。」
「えっ、ちょっ、山田」
山田は颯爽と帰った。

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- 凄く楽しみにしてます! 頑張って下さい (2015年1月25日 9時) (レス) id: 4539acf12f (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 更新、楽しみにしています!がんばって下さい、! (2014年12月7日 16時) (レス) id: 7a4c8f038e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - おもしろい!!応援してます!!! (2014年11月25日 22時) (レス) id: 0ccb7809ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有山 | 作成日時:2014年11月24日 20時

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