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部屋へ行きベッドに座ると目の前の本棚に金田一の台本があるのが目に入り辛くなった。
「大ちゃんの佐木竜二......頑張って、苦労しながら台本覚えてたのに。」
そんなことを思いながらぼーっと台本を見つめてると自然と涙が零れてきた。
そんな時山田の携帯が鳴った。
中島からのLINEだった。
『早めに出ない?』
そんな中島に山田は
『了解。3時でイイ?』
と送った。
『いいよ。』
こうして山田は夕食の準備をして2時30分に家を出た。
「裕翔くん。」
良く行くカフェで中島は待っていた。
「昨日はごめん。良く覚えてなくて。でも今朝知念が電話で全部教えてくれた。」
「そうなんだ。」
席に座るなり山田は水を持って来てくれた店員に
「いちごのショートケーキとストロベリーロールケーキください。」
と注文した。
「山ちゃんムリしてない?」
「何で?別にムリしてないけど。」
「良いんだよ。オレの前ではホントの自分見せて。」
山田と中島にはある思い出があった。

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- 凄く楽しみにしてます! 頑張って下さい (2015年1月25日 9時) (レス) id: 4539acf12f (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 更新、楽しみにしています!がんばって下さい、! (2014年12月7日 16時) (レス) id: 7a4c8f038e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - おもしろい!!応援してます!!! (2014年11月25日 22時) (レス) id: 0ccb7809ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有山 | 作成日時:2014年11月24日 20時

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