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病院に着き山田の病室へ行くと薮が山田の背中を摩りながら
「もうじき先生来るから。」
と、声をかけていた。
山田はお腹を抱えながら唸っていた。
「薮ちゃんどうしたの?」
「お腹痛いんだって。」
「えっ?」
「山ちゃん大ちゃん来たよ。」
「だっ......ちゃん」
「涼介......。」
しばらくすると看護婦と医者がやって来た。
「山田さん大丈夫ですか?エコーちょうだい。」
山田の診察が始まった。
「赤ちゃんは大丈夫です。ただ......山田さんの体が......」
「先生。涼介を助けてください。」
「便秘が改善されてなかったので昨日から便秘改善の薬を投与してたんですが、全く改善されませんね。便秘は老廃物が体に溜った状態なので体にいろんな不調が表れます。」
「先生......痛いです。」
「痛み止めは使えないので仕方ないです。我慢してください。」
それだけ話すと医者と看護婦は一旦病室を出て行った。
「大ちゃん山ちゃんの傍に居てやって。オレ頭痛いから病室戻る。」
「大丈夫?」
「山ちゃんの腹痛に比べたらなんて事無いよ。」
薮も病室から出て行った。
有岡は山田の背中を摩りながら
「昨日は来れなくてごめん。」
と、謝った。
「うん。」
そのまま有岡が背中を摩ってると看護婦がヤカンと紙コップとストローを持って病室へ戻って来た。
「山田さん。無理してでもこれ全部飲んでください。」
紙コップに注がれたヤカンの中身はただの水だった。
山田はお腹が痛いながらも起き上がり我慢しながらどんどん飲んでいった。
ヤカンの中身が半分くらい終わると山田はまた横になった。
「また来ますね。何かあったらナースコール押してください。」
山田は疲れたのか寝てしまった。
有岡はナースステーションから紙とペンを借り山田に置き手紙をして帰った。

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- 凄く楽しみにしてます! 頑張って下さい (2015年1月25日 9時) (レス) id: 4539acf12f (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 更新、楽しみにしています!がんばって下さい、! (2014年12月7日 16時) (レス) id: 7a4c8f038e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - おもしろい!!応援してます!!! (2014年11月25日 22時) (レス) id: 0ccb7809ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有山 | 作成日時:2014年11月24日 20時

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