検索窓
今日:34 hit、昨日:9 hit、合計:149,165 hit

1-13 ページ13

数日後。
薮はスケジュールの都合を付け検査入院をした。
その頃山田はドラマのスケジュールがだいぶずれ込んでる事とスタッフや共演者に迷惑をかけている事に焦りを感じていた。
有岡はヒルナンデスのロケで上手く食レポが出来ず悪戦苦闘していた。
伊野尾は毎日雑誌の取材に追われていた。
そんなある日だった。
朝早くからドラマの撮影がある山田は1人朝食を食べながらテレビを見ていると
『Hey! Say! JUMP山田涼介妊娠』
の新聞記事が読まれた。
山田はイスから立ち上がりテレビに釘付けになった。
「何で......聞いてないよ。」
その瞬間気持ち悪くなりトイレへ駆け込んだ。
「オェッ......ゲホゲホ」
山田が苦しそうに吐いてると伊野尾が起きて来てリビングダイニングで叫んでいた。
「いのちゃんどうしたの?」
有岡は伊野尾の叫び声に驚いて起きて来た。
「山田の記事が......」
「えっ?何もやってないじゃん。」
「この前にやってたんだよ。」
「何でそんな記事......あれっ?食べっぱなし。涼介ー。」
有岡は山田を呼びながら家の中を歩き回った。
「涼介?」
トイレの中から山田の吐く声が聞こえ有岡はドアを叩いた。
「大丈夫?」
「うん。もう大丈夫。」
山田は中から出て来るなり有岡に抱きつき
「誰?オレを売ったの。」
「誰も売ってないよ。きっと社長がまた勝手に......」
有岡が話してる途中で山田は有岡から離れ
「もうじきマネージャー来ちゃう」
と、準備をしにリビングダイニングへ戻った。
山田は食べっぱなしだった朝食にラップを掛け冷蔵庫へしまうと部屋へ行き着替え始めた。
「ウソっ......」
服を脱いた山田は姿見に映った自分のお腹にガックリした。
「撮影終わるまでお腹出ない予定だったのに。」
上半身裸になると誰が見てもわかるくらいお腹が少し出ていた。
「山田。マネージャー来たよ。」
伊野尾に呼ばれ急いで着替え家を出た。

1-14→←1-12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 凄く楽しみにしてます! 頑張って下さい (2015年1月25日 9時) (レス) id: 4539acf12f (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 更新、楽しみにしています!がんばって下さい、! (2014年12月7日 16時) (レス) id: 7a4c8f038e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - おもしろい!!応援してます!!! (2014年11月25日 22時) (レス) id: 0ccb7809ed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:有山 | 作成日時:2014年11月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。