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《第十匹》人生はコ○ンでも解けない迷宮入りの謎が多い ページ10

「おはよ!A!」

良いタイミングでAが玄関から出て来た。

「...何だアホ犬。朝から鬱陶(うっとう)しい」
「いや、昨日さ、お前ん家から断末魔が聞こえたんだけど何かあったのか?と思ってよ。」
「ん?あぁ、あれか...。あれは正義の鉄槌(てっつい)が下った時の音だ。気にするな。」
「?...あ、あぁ。そう、なんだ?」

 正義の鉄槌?って、何じゃそりゃ。お前はあれか?
 あの、ホワチョーッ!って言う、えーっと、ジャッキーチ●ンとか北斗の●ん?

まぁ、どうでもいいか。

「それより、翔さんが苺が何たら〜って言ってたけど...何かやったのか?」

 その言葉に、Aがピクッと反応して、

「あ...?」

 俺を睨みつけてきた。...って、こえぇよ!?

「い、いや、えと、その、な...」
「馬鹿兄貴が、まだ懲りてなかったのか...。後で搾って機能しないようにしてやる」

 ナニを!?とは、口には出さなかった。だってほら、口に出したら同じ事されそうだから...。

 Aが考えた素振りをしてしばらく経った後、何かを決めたように、俺の方を見てきた。
 その目は完全に殺る目で...一瞬、あ、これ死んだな〜とか、思ってしまったのは、仕方ないと思う。

「よし。隼人、竹刀もってこい」
「イッ、イエッサー!!」

 勿論、素直に従った。

 ...その後、また瀬川家から断末魔が聞こえてから、近所の方々から何か出たんではないかと、少しの間幽霊屋敷、と呼ばれたらしい。

《第十一匹》ガラスのハート...グスン。→←《第九匹》俺の朝!



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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はっせー!!(プロフ) - はい!(*'▽'*)頑張ります!駄作ですけどねw (2014年2月3日 18時) (レス) id: ac4e363c4e (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(ユキウサギ)(プロフ) - ずっとこれ待ってましたァァ!!← これからも頑張って下さい! (2014年2月3日 17時) (レス) id: c8d0844819 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神 恭也 | 作者ホームページ:http://ma.yuden.heyano5ha5426  
作成日時:2013年12月31日 1時

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