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《第九匹》俺の朝! ページ9

俺の1日は4:30、朝、部屋に日差しが差し込んで目覚ましがなったらスタートだ。

 そこから、あれこれ学校の準備してからジャージに着替えて5:00からLet's running!

 ...ごめんなさい。英語でカッコ良く決めたかったんデス。謝るからもう殴らないで。読者様。


と、まぁそんなこんなで1時間半走って終了。

後は朝飯食って、Aと、慎也の家の手伝いがなければ、慎也とも一緒に学校に行く。

隼人(はやと)は、家のドアの取っ手に手をかけようとしたが急に立ち止まった。

......そう言えば、昨日ちょうど家に帰って来た時、Aの家の方(お(となり)さん)から断末魔(だんまつま)が聞こえたんだけど...何だったんだろう?

そう思った俺は気になって、取っ手から手を引いてAの家の方に向かった。

あ。

(しょう)さん!!!おはようございます!!!」

「......ん?あ、隼人君。おはよう。」

 翔さんは、何か凄く考え事をしていたのか、少し反応が遅れてからニッコリと笑い俺にあいさつをした。
 顔はAとは違うタイプのイケメンだから、爽やかな笑顔は、女子がみたらきっと黄色い声をあげるんだろうなぁ...、と、理不尽さを感じた。

 翔さんは、Aの兄貴でいっつも着物を着ている。まさに、武道やってますよ雰囲気が漂ってる人だ。

 俺の憧れの人でもある。

あ、そうだ。翔さんに聞けば、昨日の断末魔について何か分かるかな?

「あの、翔さん」

「ん?何だい?隼人君」

「昨日、翔さんの家から断末魔が聞こえたんですけど...」

そこまで言いかけたら何故(なぜ)か翔さんがビクッと体を震わせた。

「隼人君。気をつけてね」

「はっはい?」

「あれはきっと苺のお化けに()かれているんだ。そうだ、そうに違いない。今度神主さんを呼ぼう...」

 え?な、何かいきなりブツブツ言って立ち尽くして意識どっか行っちゃってんだけど。...だ、大丈夫かな?

 でも、本当に少し馬鹿な所が残念なんだよな、翔さん。イケメンだし、剣道出来るし、頭良いんだけど、少し思考回路がおかしい。
 そこだけ直してくれれば完璧なのになぁ...。

 まぁ、完璧な人間、てのはいるわけないんだけどさ...。あ、そいえばAが完璧だったけ。

 そう言えばさっき、翔さん苺が何チャラって言ってたよな。

って事は、Aが何か関係しているのか?

ガラッ...。

あ、グッドタイミング。

扉を開けて出て来たのは、Aだった。

《第十匹》人生はコ○ンでも解けない迷宮入りの謎が多い→←《第八匹》幸せが壊れる音



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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はっせー!!(プロフ) - はい!(*'▽'*)頑張ります!駄作ですけどねw (2014年2月3日 18時) (レス) id: ac4e363c4e (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(ユキウサギ)(プロフ) - ずっとこれ待ってましたァァ!!← これからも頑張って下さい! (2014年2月3日 17時) (レス) id: c8d0844819 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神 恭也 | 作者ホームページ:http://ma.yuden.heyano5ha5426  
作成日時:2013年12月31日 1時

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