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はじまり ページ1

石の外壁に沿って前に進み続けながらもため息をついた。どうして私がこんな目にあわなければならないのだろう。

私はちょっと雨宿りがしたかっただけなのだ。
今日卸したばかりのコートとブーツ。突然のどしゃ降りで濡らしたいわけがない。
この巨大な塔も遠近感を狂わせたという超級戦犯だ。いったい誰がどんな思いでこんなものを建てたのだろうか。

「こんなもの」をさっきまで頼りにしていた私も私だけど。

私はこの塔で雨をやり過ごそうとしたのだ。笑いたければ笑えばいいのよ。

勝手に信じて、勝手に裏切られた気になっている私を。

私は恨みをこめて頑丈な壁を一発殴った。
早くドアを出せ。



よみにくかったらごめんなさい><
ちょこちょこ更新してゆきます

出会い その1→



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設定タグ:冒険小説 , 魔法   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:    | 作成日時:2020年8月13日 0時

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