Gott ist tot. 【チェンソーマン】 (ページ5)

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マ「そう言えばA、最近は調子どう？ちゃんと眠れてる？」

『…いいや』

私とマキマは仲がいい
…仲がいい、と言うよりかはマキマがやたら私に絡んでくるだけだけど

マ「そうなんだ…辛いね。早く眠れるようになるといいんだけど…」

『寝れなくてもそれなりに生きていけるから』

マ「でも、ちゃんと寝ないと駄目だよ。顔色、物凄く悪いし隈も酷くなってるよ」

マキマの冷たい指先が、私の顔に触れた

『大丈夫だよ、まだ大丈夫』

マ「大丈夫じゃないでしょ。この仕事終わったら一ヶ月お休みにしてあげるからちゃんと寝て」

『一ヶ月も休みは要らないよ』

マ「駄目。ちゃんと寝てね」

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――
―――

そう言えばあの日から殆ど寝れてないな…と思う

早「お前、大丈夫か」

『…あ、アキ先輩。大丈夫ですよ、頭が少し痛いだけで』

アキ先輩は、よくお世話になった人

早「そうか」

アキ先輩は冷たそうに感じるけど実はとても優しい
公安では珍しい、まともな人間

時間も時間なので、近くのハンバーガーショップでご飯にすることにした

昼時だと言うこともあってか人が多い

そして、よく目立つ

異様な雰囲気を放つスーツを着た何人もの人間と真っ赤な角の生えた魔人
しかもアキ先輩は刀を、私は背中にアサルトライフルをかけている

刀は使いにくい

吉「俺ハンバーガーなんて久しぶりに食うな〜Aちゃんは？」

『私も久しぶり』

いつ敵が襲ってくるか分からないからデンジ君とパワーちゃんから目は離せない
今は先輩方が代わってくれている

パワーちゃんが野菜を残そうとして日下部さんから怒られてた
それに不満を持ったパワーちゃんが外に逃げてしまった

それからしばらくして私たちも店を出た

『ん…？』

携帯の着信音が鳴った

『もしもし、目黒です』

東＜あッ…！目黒先輩…！！えっと…！！京都の公安の人が！襲われて…！今近くに！＞

『襲われた…？今どこにいるの？』

東＜えっと…！！タツキビルの前です！！今暴力さんが手当をしてくれてて…！！＞

『分かった。今そっちに行くね』

電話を切った

早「どうかしたのか」

『京都公安の人達が何者かに襲われたらしいです。今タツキビルの近くにいるらしいので行きましょう。もしかしたらデンジ君を狙ってる敵の仕業かも知れません』

早「分かった」

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