Gott ist tot. 【チェンソーマン】 (ページ3)

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no side

岸「まず、チェンソーの悪魔は知っているよな」

『うん。デンジ君…だったっけ』

岸「報道のせいでアイツの存在が日本中だけじゃなく世界中にバレた

　おそらく、デンジの心臓を奪いに世界中から刺客がやってくる」

『…だから、殺されないように護衛をしろと？』

岸「理解が早くて助かるよ」

Aは紅茶を一杯飲んだ

『…分かった。いつから？』

岸「明後日だ」

『明後日って…もうちょい早く言ってくれないかな』

岸「この前のボムの件で立て込んでたんだ」

『…そんで？他は誰が来んの』

岸「宮城公安から日下部・玉置、東京公安のアキとそのバディの天使の悪魔、京都からスバルと黒瀬・天童、そんで民間の吉田とお前だ」

『かなり来るんだね』

岸「…まぁな」

『黒瀬と天童が来るのか…楽しみだな…』

岸「楽しむ暇はねぇぞ」

『会えるのが楽しみだなって意味』

Aは煙草を取り出して、ライターで火を付けた

吉「その煙草、すごい細いね。初めて見たかも」

『これはタール軽めだから』

吉「煙草吸ってるってことは、二十歳超えてるの？」

『いいや』

吉「えっ」

吉田は酷く驚いた

目の前にいるバディとなる人間は、法律に違反した行動をとっている、と

『今年で１７』

吉「１７…って、学校は？」

『…行ってない。中卒』

吉「なんで？」

吉田は中卒の理由を聞いた
それを聞かれた彼女はこう言い放った

『…もっと仲良くなったら教えてあげる』

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