花と雷が交わる時

弐拾弐 速く ページ24

炭善伊禰「「「「…zzz」」」」

みんなが寝静まった後、私は露を呼びしのぶ様に文を届けてもらう事にした。

内容は浅葱色の桜の痣のこと。

A「露、お願い」

露「ワカッタゾ！ソノ代ワリ帰ッテキタラ金平糖ガ欲シインダゾ！」

A「うん、もちろん。」

露「本当カ！頑張ッテクルゾ！」

A「よしよし 行ってらっしゃい。気をつけてね」

露可愛いなあ…もし人間だったら弟にしたい

とりあえず私も寝よう
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善逸side
寝ていたらモゴモゴと誰かが布団から出る音がして気になって見てみた
Aちゃんのようだ
文を書いている…こんな夜中に？
何か知られたくないことなのだろうか…

そう考えているとAちゃんが戻ってきたので俺は急いで布団に潜って何もみていないふりをした。

…気にしない方が良いのかな。
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your side

朝早くに目が覚めた
痛みも引いたし素振りでもするか

そう思い布団から出て木刀を持ち、庭に出た

するとそこには人影があった

A「…炭治郎」

炭治郎「わっ！Aか、起きたのか？」

A「(。'-')(。._.)」

炭治郎はもっと早起きして素振りしていたみたいだ。

炭治郎「なあA、良ければ相手してくれないか？」

A「えっと私なんかで良ければ」

炭治郎「❀.(*´▽`*)❀.ありがとう！」

私達は木刀を構え相手に切り掛かった

炭治郎の攻撃は重い
でも当たらなければ何も無い

炭治郎「(は、速いっ!?)」

A「…(スッ)」

私は炭治郎の首に木刀を当てた

A「…私の勝ち」

炭治郎「だ、どうやったらそんなに速く動けるんだ？」

A「うーん…脚力？瞬発力を上げる…かな。とりあえず疲れた。休もう」

炭治郎「嗚呼」
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大正コソコソ噂話
夢主さんは人を驚かせるのが好きでよく人の後ろにスッと立ち、ボソッとその人の名前を呼んで驚いているのを見て楽しんでいるらしい

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