【APH】世界の皆さんとほのぼの暮らしてみませんか？【長編】

お兄様つながり。です。 ページ8

「よおA！久しぶりだな！」


「おっ、俺は...弟に連れられただけで...別に来たかったとかじゃ」



今日はイタリアさんとドイツさんとお話をする日。ふと二人にもお兄さんがいることを思い出し、是非呼んでくださいと頼んだのだ。



「お久しぶりですプロイセンさん、ロマーノさん。」


「どうぞ上がってください。」



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「すげえな、俺和室は初めてだ。」



「窮屈ですかね....私たち日本人にはこのくらいが落ち着くんです。」



「いや、そんなことねえぞ。」




良かったです。と微笑み、お茶を持ってきて下さったお兄様にお礼を言う。お茶を一口飲み、ほぅと息を吐く。


ところで、とプロイセンさんが身を乗り出した。



「A、気になる奴はできたか。」


「ブッ!」


一瞬空気が凍りつき、次の瞬間にはドイツさんがプロイセンさんの頭を叩き、お兄様はお茶を噴き出し、ロマーノさんはちぎっと声を上げ、イタリア(ヴェネチアーノさんの方です。イタリアさんと呼びなれているもので...)さんはヴェッ！？と顔を青ざめさせた。


「兄さん、いくらAと仲良くなりたいからってそんなプライベートなことは...」



「俺とAは仲良いぞ。ただAが前に恋をしてみたいとかなんとか言ってたから...」



再び空気が凍りつく。ドイツさんはついに座布団でプロイセンさんの頭を叩き、お兄様はピクピクと体を痙攣させながら倒れ、イタリアさん兄弟は目に涙が光っていた。



「A...兄様はそんなこと許しませんから...Aは兄様と結婚するんですもんね。3歳と6ヶ月12日目にそう言ったじゃないですか...」



「お兄様、覚えてません。」


「Aちゃん...そんな、そんな、俺と付き合おうよ！駄目だよそこら辺の男なんか！特に兄ちゃん！」



「何で俺なんだよ！ドイツが合わないだろ！」


「お前らよりは健全だ！！」



「....あの」



「ケセセセ！弟が必死になってる！傑作だぜ！A、どうだ俺の弟は。どうせだったら俺でも...」



その後その話は夜明けまで続いた。


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(お兄様みたいに二次元に恋がしてみたかったなんて言えないです...出来なかったけど)


勘違いです、お兄様。

薔薇のお兄さん、です。→←続・お留守番です。

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