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Die zehnte Rede ページ11

「ふざけないでください!!ここ私んちですからね!?」

「客に譲るってもんが常識だろ!!」

「どこの常識だくそやろう!だいたい貴方居候じゃないですか!!」


ドッタンバッタン


私達は乱闘中です

そりゃあ私だってこの歳であばれたくない

けどこれは負けられない戦いだった....


「うちにはもう布団ないんですー!!」

「だからそれを俺様によこしやがれー!!」


そう....布団争奪戦

生憎家にはこの私愛用布団以外寝具らしきものがない

大体、なんで家主が床で雑魚寝しなきゃならんのだ


「ちょっ....布団ひっぱらないでくださいって!」

「うるせー!プロイセン様はセレブなんだよー!」


セレブってなんだよ

なんて青筋立ててたらバランスを崩した


「うわぁっ!!」

「うおっ....」


ぽすっ


「....へっ」


どどど、


「プススー、転ぶとかだっせぇー!」


どーしてこうなる!?

転んだ先はどうやらプロイセンの胸の中だったらしく
しっかり抱きとめられている

背中にたくましい腕の感触を感じ
急に恥ずかしくなってきた


「ちょっ、ちょっとプロイセンさん、」

「おお?」

「あの、その、た、体制がちょっと....」

「はぁ?体制?ハグがどうした?」

「ふぁっ....!?」


流石外国人

こんな程度の事、どーってことないらしい

だが私は爆発しそうだからとにかくやめろ!!


「え、....あ、う」


声に出ない、恥ずか死ぬ


「おい、どーしたんだよ?」


顔を覗き込んでくるプロイセンさん

それ以上ほんとやめてほしい

私が何も言えず口をパクパクしてると
なにかひらめいたのかニヤニヤしはじめた


「....あぁ、なるほど、ケセセセセ」

Die elfte Rede→←Die neunte Rede



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西(プロフ) - 続きが欲しいです……待ってます (2015年10月8日 18時) (レス) id: b49bf08d16 (このIDを非表示/違反報告)
ぺポ汰(プロフ) - とても面白かったです! (2015年6月28日 13時) (レス) id: b4bd5b856d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バーバパパ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amatoupasuta/  
作成日時:2013年11月8日 18時

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