【おそ松さん】ちょっとまってｗこれどういうこと！？ｗ (ページ15)

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第十四松ページ15

ふぁぁぁぁ！？
び、びびびびびびびっくりした！！

いきなり声をかけられた私の頭の中はパニック状態。
コンサート会場でいう予想以上に客が多くてスタッフが焦る感じ

一「…おい、起きてんだろ…」

もう一度声をかけてきた一松

ど、どどどうしよう・・・起きてるって言ったほうがいいかな・・・
狸寝してイライラさせてしまうよりマシだよね・・・

貴「お、起きてます…というか、ついさっき目が覚めました…」

一「へー…」

あまり大きな声を出さず小声で話す私と一松
相変わらずいびきをかいてる五人
ある意味いま、誰も起きていないことを願う私である。

貴「一松はど、どうしたの？ずっと起きてたの？」

一「…さっき目が覚めた」

貴「そ、そっかー…」

焦ってるのバレバレだよね・・・

一「なに、クズでゴミな俺と話すのそんなに嫌？ま、当り前か」

貴「そんなことはないよ…！た、ただ…ビックリしちゃって…」

一「ふーん…」

と、とにかく寝る方向に誘おう・・・
また十四松みたいなことが起こったら私の心臓が破裂する！！

貴「ね、ねぇ、一松。そ、そろそろ寝ない？また私眠くなってきちゃったしー…」

一「俺、あんたに話したいことあるんだけど」

そーきたかぁぁぁ！！！！
くそぉぉぉ！！べつにいいけどさぁぁぁぁぁぁ！！

貴「なに？」

一「その痕、十四松につけらただろ」

ば、ばれてる！！！

余計焦る私、体中から変な汗が出る

貴「な、なんでそんなこと…！」

一「あ、本当なんだ。へー…」

しまったぁぁぁぁ！！！
否定しておけばよかった！！
ごめん！！十四松！！！！！！

貴「っ…」

一「…兄さんたちに言っちゃおーかなー？」

貴「え、ちょっとそれはっ…！！」

思わず一松のほうに体を向けてしまった
どうしよう、と思った時一松が言った。

一「…つけさせてくれるなら犯人が十四松だってこと隠すよ？」

妖しく笑う彼が発した言葉は冗談ではなく本気で言っているようにみえた