第十松 ページ11
貴「じゅ、十四松！？」
十四「…」
彼に押し倒され名前を呼んでも返事がない
それに彼の顔は下を向いているので表情がわからない
夢のような形
好きなキャラに押し倒され幸せな気分のはずなのに何かが違う
貴「十四松…？」
彼の名前をもう一度呼んだ瞬間
彼の顔が一気に近付き
チュッ
唇が重なった
重なったのは一瞬だった
もう一度名前を呼ぼうとした瞬間に首筋を噛まれた
貴「いっ！ちょ、ちょっと！？」
痛みを感じ彼を離そうとするも力が強く離せない
噛まれるだけかと思ったら、強く吸われた
ちゅぅちゅぅと吸われる音が教室に響き渡る
だんだんと痛みが快楽に変わってきようとした瞬間
十四「あっ…」
彼が声を上げた
首筋から顔を離すと彼は
十四「ごめんなさい！！！」
大きな声で謝った
貴「い、いや…大丈夫だよ…ｗ少しビックリしたけど…///」
十四「本当にごめんなさい！！ごめんなさいっ！！」
彼は泣きながら謝っている
貴「大丈夫だよ？怒ってないし…気にしないで？」
体を起こし十四松の頭を撫で優しく抱きしめた
十四「ごめんねっ…ごめんねっAっ！」
彼は泣きながら私の名前を呼んだ
彼を落ち着かせて今日のところは校舎を出て家に向かった
後からの話だけど十四松と一緒に行ったあの学校は
十四松達が通っていた高校らしく廃校になっていたことがわかった
なぜあの時十四松があんな行動をしたのかわからない
私の首筋に赤い跡が残っていることを知るのはまだちょっと先のこと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっちー♪(プロフ) - wの使い方が間違っていると思います。 (2016年11月26日 14時) (
レス) id: dc8ad76071 (このIDを非表示/違反報告)
虐 - これはひどい (2016年3月22日 20時) (レス) id: fe4208b4d3 (このIDを非表示/違反報告)
テラドレイン！（キリッ - 一松が『カラ松の上に落ちたから』って言ってたやん (2016年1月25日 23時) (レス) id: a2f5159def (このIDを非表示/違反報告)
檸檬茶(プロフ) - 臆病さん» コメントありがとうございます！教えていただきありがとうございます！ (2016年1月14日 21時) (レス) id: c4f50bf1c1 (このIDを非表示/違反報告)
臆病(プロフ) - 第二五松のカラ松の告白が「好きだ」のきが抜けていました。 (2016年1月14日 18時) (レス) id: bfe7546569 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：檸檬茶 | 作成日時：2015年11月8日 20時
