【APH】school is Hetarla １ [合作] (ページ31)

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学習旅行編9【世界好】ページ31

洪「これだから自称紳士だとか言われるのよ。」

英「いっ、いやこれにはマジで訳があるんだよ！」

黒霧「何馬鹿な事言ってんだよ。この変態は。」

しきりにグサッと来る言葉を言われるイギリス。
ハンガリー達を横目にアオミはそそくさとイギリスに見えないように着替え、
入口のドアを勢いよく開けた。

仏「えっ！？ちょ、アオミちゃん！？」

アオミ「今日という今日は許さない.......お兄ちゃ...じゃなくて
イギリスの為にも此奴の存在は良くないよね、うん。」

ボソッとフランスにも聞こえるか聞こえないかの大きさでそう呟くと
どこから取り出したのか護身用に持ってきていたステッキを取り出し、フランスへと振り下ろした。

仏「ひっ！？」

途端にステッキは大鎌の形へと変わりフランスの目前に刃先が迫った。

アオミ「一瞬で終わるから大丈夫だぞ。」

笑顔でそう言ったアオミだが、どこか暗い雰囲気がその周りにあった。

「お、おおおお待ちください！」

必死にどもりながらも止める声がアオミにかろうじて聞こえた。

アオミ「日本？今上がったのかい？君。」

日「は、はい。.......じゃなくてその物騒な物をおしまいください！」

アオミ「駄目だよ。フランスに少しだけでも.......」

そう言ったアオミはフランスの肩のところへ鎌をかけ、服の糸を切っていく。
フランスは真っ青になってしまい、に、日本.......と、か細い声を上げた。

日「あ、危ないですよアオミさん！
(確かにヤンデレはいいですが.......ツンデレが消えてしまうと。)」

言ってることと心の声が全く違うような気がしてくる日本。

アオミ「大丈夫だぞ日本.......」

と、言いかけアオミはフランスへ顔を向けまた言った。

アオミ「お前が動かなければ良いことだしね。
それに動いたら.......『美しい』肩に傷がつくだろうし、動けないよね！」

笑顔でそう言ったアオミを目の前にしたフランスはもはや涙目であった。
そりゃそうだろう。こうなるとは思っていなかったのだから。