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「、っきゃ!」
山「っわ、え!?」
「う、ぁ、あつい……」
山「え、えっと、シャワー!浴びておいで!
じゃなくて!まず冷やしてきて!
え、足!?風呂入ってシャワー冷水にして冷やしてきて!
っわ!」
考え事をしていたら、膝の上にだばーっとコーヒーをこぼしてしまって。
それに慌てる涼介も、机の上にコーヒーをぶちまけた。
「え、あの、手伝い……」
山「っなによりもAちゃんが大事だからね!?痕になったら困るからはやく!」
背中を押されるから、お風呂場に行って、慧くんと侑李くんの棚の下、わたしもよくドジをするから作られた棚から着替えを取り出す。
脱いでみると、足は少し赤くなっていて。
これなら大丈夫かな、さっとシャワー浴びて、帰ろう。
今日はこれ以上涼介くんに迷惑かけられないし。
「あがったよ〜、ごめんね、シャワー借りちゃって。」
タオルで髪の毛の水分を拭き取りながらリビングに戻ると、涼介くんは机を拭いていて。
うーん、あれからさらに何らかのドジを重ねて、やっと拭き終わる感じかな。
「うん、だいじょう…………ぶ…………」
涼介くんが、わたしを見て固まった。
え、なんかわたし、おかしなところとかあったかな……
ゆっくりとわたしの方に向かってくる手に、きゅっと目を瞑ると、ふに、と唇に柔らかい感触がした。
「……え、りょ、すけ……く、」
「……好き、Aちゃん……」
くしゃり。
涼介くんの顔が、切なげに歪んだ。
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JM(プロフ) - すごく面白いです!続きが気になります! (2017年12月24日 12時) (レス) id: 15c4119a0a (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - ぜひ、続きが読みたいです! (2017年8月18日 23時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
☆いのてり☆ - ちねいのおおおおお!!楽しみにしてます! (2017年3月22日 22時) (レス) id: 6a862f044e (このIDを非表示/違反報告)
☆有岡 かりん☆ - これって、続編書かない予定何ですか!?続編を書いて欲しいです…。あと、面白かったです!!お身体に気お付けて頑張って下さい。 (2017年3月22日 15時) (レス) id: c987e1aa27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:酢雨 | 作成日時:2016年11月4日 19時