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side:Y.C
「あ、あのね!涼介くん!!」
山「ん?なに?」
あれだけ優しい声の涼介なんて、めったに見られないからレア。
Aちゃんは、ことごとく涼介の見たことない部分とかレアな部分を引き出す。
……ほんと、はやく付き合えばいいのに。
「あのね、チョコがないってのは嘘で……実は、作ろうとして失敗したの……!」
真っ赤な顔で本当のことを言ってしまう。
そこがいいとこなんだけど別にそんな告白しなくていいのに……!
「から、あの、知念くんに手伝ってもらっちゃったけど……
あのでも、ラッピングはわたしが頑張って選んだの!!
う、受け取ってください!!」
涼介の前に、ムースが入ったチョコが差し出される。
Aちゃんはほんとに真っ赤で、なんというか……ゲロ甘な少女マンガ原作の映画見てる感じ?
その箱を見て、涼介の顔がぱぁあ、と明るくなる。
その箱を受け取って、涼介はテレビやライブの時よりも可愛く、かっこよく微笑んだ。
「……ありがと、Aちゃん。」
すると、Aちゃんは顔をパッと上げて。
安心したように微笑んで、僕の方に振り返った。
親指を立てて微笑むと、ピースが返ってくる。
キッチンからみんなのところへ行くと、いのちゃんが話しかけてきた。
伊「いいことすんじゃん、ちねん。」
知「でしょ?」
僕のアイデアにちょっと鼻高、なんてね♪
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JM(プロフ) - すごく面白いです!続きが気になります! (2017年12月24日 12時) (レス) id: 15c4119a0a (このIDを非表示/違反報告)
JM(プロフ) - ぜひ、続きが読みたいです! (2017年8月18日 23時) (レス) id: e72fe5dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
☆いのてり☆ - ちねいのおおおおお!!楽しみにしてます! (2017年3月22日 22時) (レス) id: 6a862f044e (このIDを非表示/違反報告)
☆有岡 かりん☆ - これって、続編書かない予定何ですか!?続編を書いて欲しいです…。あと、面白かったです!!お身体に気お付けて頑張って下さい。 (2017年3月22日 15時) (レス) id: c987e1aa27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:酢雨 | 作成日時:2016年11月4日 19時