【１６９】 絶たれた道 ページ36
ス「はぁ……ッ…！ったく……何体おんねん…
親分の体力かて無限ちゃうねんぞ！」
こちらアント・ロヴィ組
ロヴィを本棚にもたれかけさせ、残りトミー一体となっている
ス「自分で最後やな……！覚悟しぃや！！俺ら急いどんねん！！」
渾身の一撃
トミーは消えていった
アントの勝利である
ス「よっしゃ！！倒したで！！ロヴィーノ！！親分が全部倒したったからな！」
ロ「……」
わざと元気に言ってみたがロヴィからの返事はなく
ぐったりとしている
ス「あ……。ロヴィーノ……」
ロ「……」
ス「ロヴィーノ、俺が分からんのか？俺の声、聞こえてへんの？」
ロ「……」
ス「っくそ！！！帰り用の魔法陣も突然消えて
ロヴィーノはこないなことになってしもた…っ！！
向こうで一体、何が起こったんや！！！」
ス「少なくとも、フェリちゃんとアーサーには何かがあったっちゅーこと……やな…」
アントの声だけが、室内に虚しく響いた
日「………」
ド「………」
急いで戻ってきた菊達は、フェリをベッドに寝かせ
部屋には暗い雰囲気が漂っていた
フ「………完全に、道は絶たれたのか」
日「はい……」
ｲｷﾞ「すまん……俺がもっと、冷静になっていれば…」
ア「いや、俺も……変な意地を張りすぎた」
ロ「……。アーサー君は失明、フェリシアーノ君の心臓は停止……
負傷者も多数、ね」
中「菊。おめぇ連戦続きじゃねぇあるか……
休めとは言えねぇあるが、腰掛けてるよろし」
日「……いえ、私は全然…。それよりも、これからの事が……」
プ「時間を戻せるのは、フェリシアーノちゃんだけなんだよな？
アーサーも戻せるとかなんとか聞いたけど…」
ｲｷﾞ「あ、あぁ…」
ア「ゼロに近い魔力じゃ、何もできないよ……
例え命を代償にしたって、全然足りないと思う」
ｲｷﾞ「そう……だな……」
プ「時間は戻らねぇって事か…。
んでもよぉ、このままフェリシアーノちゃん抜きで脱出なんて…なぁ？ヴェスト」
ド「………」
プ「………」
あ『……あのさぁ…』
フ「ん？」
あ『さっきから何言ってんの？』
もう我慢の限界
日「…え？何って…この後どうするかを…」
あ『黙って聞いてれば…何が道は絶たれたよ』
プ「だって、フェリシアーノちゃんは息してないし…アーサーだって目が見えないんだぞ？」
あ『先に言っておくけどね。
フェリは死んでない』
〜続く〜
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ぷぅ(プロフ) - まるぅさん» ありがとうございます！今後はあまり停滞せずに更新していけるよう努力します！ (2017年3月3日 8時) (
レス) id: 3ccc41d662 (このIDを非表示/違反報告)
まるぅ - 受験お疲れ様でした(^o^)久々に来てみたら更新されてたのでとても嬉しかったです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2017年3月1日 18時) (レス) id: f1de15ca3b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新楽しみに待ってます！でも、無理せずゆっくりで！(o´・∀・)o (2015年10月9日 14時) (レス) id: 6e549bce43 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅたま(プロフ) - 星歌ゆうさん» ありがとうございます！完結できるよう頑張りますね！！ (2013年8月10日 2時) (レス) id: 051a023c6a (このIDを非表示/違反報告)
星歌ゆう(プロフ) - オリジナルも混ざっていて面白かったです^^続き楽しみにしていますね! (2013年7月31日 19時) (レス) id: 10431007b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぅ | 作成日時：2013年4月11日 19時
