ヘタ鬼 〜Gradirei scappare〜

【１６５】　フェリとロヴィ ページ32

―フェリ！！


ド「！？今の声はAか！？向こうの部屋からだ！！」


日「フェリシアーノ君に何かあったのかもしれません！！」

ドアは開いており
部屋に入ると、倒れているフェリと必死に呼びかけているA

ド「フェリシアーノ！！！！」

フェリからの返事はない

ド「フッ…！！」


あ『フェリ息してないの！！早く運ばなきゃ…！』


日「そっ…そんな…」


プ「戻るぞ！ヴェストお前がフェリシアーノちゃん運べ！！」


ド「わ、分かった…」



〜過去組(アント・ロヴィ)〜

その頃アントとロヴィはトミー２体に囲まれていた

ス「よっしゃ！！うまくいったで！！戦闘準備はええかロヴィーノ！」


ロ「―――！！！！」


ス「ロヴィーノ？」


ロ「あっ……ぐっ……っ…！」

突然ロヴィーノが胸を掴んで苦しみだし
しまいにはその場に倒れてしまった

ス「ロヴィ！？ロヴィーノどないしたんや！！！！
　 心臓か！！胸痛いんか！？」

原因が分からないアントは動揺してうろうろしている

ロ(嘘だっ……また、またかよ！また俺は……っ！
　 嫌だ…止めてくれ！！！)

ロヴィとフェリは二人で一人
片方に何かが起きれば、もう片方にも影響する

ロ「痛……い……」


ス「ロヴィーノ！！！！ロヴィーノ！！！
　 しっかりせぇ！！立たなあかん！！やられるで！」


ロ「ヴェ…ネチアーノッッ！！」

それでも立つ事ができないロヴィを庇うようにして
アントは前に出る


２体のトミーは二人に容赦なく襲いかかるのだった


〜続く〜

フェリと過去組の間にアーサーの失明の会話がありますが
私用で書きません

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