【147】 墓穴を掘らないように皆さん発言に気を付けましょう ページ11
***一気に飛ばしてin別館の図書館***
図書館に来るまでも、何個か魔力の塊を拾った
イ「うーん。ここは、俺が忘れているだけなのか
本当に今まで来たことがないのかとにかく全然わからないや…」
イギ「これだけって事はないだろうな。先がありそうだ。
俺は向こうの部屋をもう一度見てくる」
そう言い残し、アーサーは一人隣の部屋へと移動した
残ったフェリとアルはというと――
イ「…アルフレッド。何考えてるの?」
ア「え?別に何もないんだぞ。なんだよ。
一緒に頑張るって、さっき言っ…」
アルはまたも不自然な笑いをした
嘘をついてもまだ若いから年上にはお見通しだ
イ「先輩として教えてあげようか?
貫き通したい嘘なら、それ相当の覚悟を背負わないと
俺みたいなのにあっさり見抜かれるよ」
ア「な、なんのことだい?別に何も隠してないよ。顔見れば分かるだろ?」
これでもまだ、白を切るようだ
イ「……ねぇアルフレッド」
ア「ん?何だい?」
イ「お前はもう少し、自然に笑える術を――――
身につけておくべきだったかもね」
【…。君はもう少し、自然に笑える術を身につけておくべきだったね】
ア「っ――!!!!」
ア「まさか…君に言われる…とはね。
自分の言葉で自分の首を絞めてる気分だよ…」
アルは苦い顔をした
自分で墓穴を掘ってしまうとは
ア「でも、フェリシアーノ。俺は……」
アルが何か言いかけた所で、アーサーが戻ってきた
この話は中断である
イギ「やっぱ何もねぇな。本棚にヒントがあるんじゃねぇの?
その辺のを適当に見繕って…」
ア「アーサー。俺はさ、手際と要領の良さにはなかなかの自信があるんだ。
だからここまで成長できた。違うかい?」
イギ「は?」
当たり前だけどアーサーは訳が分からないといった表情だ
話の流れがつかめない
ア「だから、納得いかないんだ。遅れを取ったとはいえ
君なんかに助けられて、挙げ句自分は死んで…。
俺はヒーローなんだ。
だから、どちらかと言うと…助ける側がいい」
顔を上げたアルには、もう迷いがなかった
何か決意をした表情だった
ア「証明してやるさ。だから今度こそは、君達を助けるんだ」
〜続く〜
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ぷぅ(プロフ) - まるぅさん» ありがとうございます!今後はあまり停滞せずに更新していけるよう努力します! (2017年3月3日 8時) (レス) id: 3ccc41d662 (このIDを非表示/違反報告)
まるぅ - 受験お疲れ様でした(^o^)久々に来てみたら更新されてたのでとても嬉しかったです!更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2017年3月1日 18時) (レス) id: f1de15ca3b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新楽しみに待ってます!でも、無理せずゆっくりで!(o´・∀・)o (2015年10月9日 14時) (レス) id: 6e549bce43 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅたま(プロフ) - 星歌ゆうさん» ありがとうございます!完結できるよう頑張りますね!! (2013年8月10日 2時) (レス) id: 051a023c6a (このIDを非表示/違反報告)
星歌ゆう(プロフ) - オリジナルも混ざっていて面白かったです^^続き楽しみにしていますね! (2013年7月31日 19時) (レス) id: 10431007b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぅ | 作成日時:2013年4月11日 19時