ヘタ鬼 〜皆を助けるんだ！〜

【３４】　過去の記憶　日本side ページ36

〜○の世界〜

ア「ここだよここ！噂通りじゃないか！！」

ｲｷﾞ「おいアメリカ。あまりはしゃぎすぎるなよ」

ア「別にいいじゃないか！な、日本！」

日(そう。そうですよ！やはり私が一緒に来たのはアメリカさんとイギリスさんです。
　 そう言って、三人でここに入って…それから…)

〜△の世界〜

プ「ここか。本当にこんなとこにヴェストもイタリアちゃんも来ているのかよ」

日「はぁ…そのようで」

プ「…お前、今「面倒くせぇな」って思っただろ」

日「お、思ってません！！」

日(いえ、違います。私が来たのは…プロイセンさんとですよ。
　 イタリア君達を迎えに行こうとして、それで…)

…

日(…違う。これではない。この記憶は、違う…)

〜□の世界〜

フ「あのさぁ、ここってばアメリカの言ってた例の館だよな？」

中「そうある！あいつら来る前に隠れて、驚かしてやるある」

日「中国さん…何も同じ方法で仕返ししなくても…。
　 それに、こんな本格的な館じゃなくてももっと手頃な…」

中「チャンスは今しかないある！お前ら！準備するよろし！！
　 アイツは今、イタリアと一緒にこっちにむかてるある！」

フ「はぁ〜。三人で飯作って食ったほうがよっぽど平和じゃないの…」

日「全くです…」

日(これも違う…。いえ、違わないのかもしれませんが…違うんです。これではなくて…)

〜×の世界〜

日「明らかに何か出てきそうなんですけど…」

ロ「本当だね〜。こんな所に、本当にフランス君達来てるのかな」

プ「ロシア一人で行ってこいよ…。俺と日本はここでのんびり待っててやるよ」

ロ「え〜？酷いなぁ。いいじゃない。この三人で行ったらきっと驚くよ」

カ「え、なんか一人足りなくないですか？」

日「プロイセンさんとロシアさんお先にどうぞ。
　 私はカナダさんと、お茶でも飲みながら待ってますから」

日(それで、ドイツさんがえらく驚いていて…。でもドイツさんは、イギリスさん達と来てて…
　 いや、これも違う。私ではない…)

〜今の世界〜

イ「ヴェ〜。本当にこんな所あったんだねー」

日「噂だと思っていましたが・・・本当にあったとは」

プ「この寂れた感じ・・・。悪くねぇな」

あ『これって寂れてるの？ｗ にしても不気味だね〜』

ド「俺はあまり気乗りがしないんだが・・・」

日(あ…。この記憶…)

日「…。皆さんの所に戻りましょう」

--------終了-------

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