ヘタ鬼 〜皆を助けるんだ！〜

【２２】　部屋探索ある ページ24

中「その意見には同意ある。なら、我はさらに上の階を見てくるある。
　 あへんはどうするある？」

ｲｷﾞ「この階はあまり居たくねぇ。俺も上の階に行くぜ」

フ「あら。お兄さん一人？じゃあ、上の階調べてきたら、またここで落ち合うってことで」

中「了解ある。じゃ、二階は任せたあるよ」

ｲｷﾞ「３０分もありゃ十分だろ。寝てんなよ。フランス」

フ「任せなさいって〜。じゃ、また後でな」

中「フランスはあっちの部屋から見て回るあるか」

フ「そ〜。その部屋やばそうなんだろ？そんなの後後！」

ｲｷﾞ「早く行こうぜ。アメリカを待たせると色々うるさそうだ」

なんだかんだ言いながらお互い気にしてるあるな
それよりも…

中「お前顔色も悪いあるな。こことの相性最悪そうある」

ｲｷﾞ「…これほど「見えない」ことを羨ましいと思うとはな…」

中「何か言ったあるか？聞こえなかったあへん」

ｲｷﾞ「なんでもねぇ」

？おかしな奴ある…

−３階−

中「まずはここあるな」

《ｶﾞﾁｬｯ》

−本だらけの部屋−

ひっろい部屋に本棚が所狭しに並んでいるある

ｲｷﾞ「すっげー本の数だな。日本の方が詳しそうだ」

中「…はぁ。日本と一緒に回りたかったある」

ｲｷﾞ「俺だってお前よか日本の方がいいぜ。そういえば日本から返事は来たか？」

中「返事？あぁ、メール送ったやつあるか。さっき見たら、圏外だたある」

ｲｷﾞ「あ、俺もだ。電波悪いのか…。日本も来たがってたら大変だな。早く出ようぜ」

中「日本が来たがるとは思えねぇある…
　 次の部屋行くあるよ」

《ｶﾞﾁｬｯ》

−ピアノの部屋−

ピアノ一つ置いてあるだけで部屋広すぎある

中「一面真っ白ある…」

ｲｷﾞ「なんか気になるな。この部屋」

中「ここも特に無さそうある。後は上の階ある」

−レバーの部屋−

ｲｷﾞ「なになに？「上は天国。真ん中は地上。下は地獄」か。
　 下手に動かさねぇ方がいいな」

中「最後の部屋ある」

−もちめりの部屋−

ほにゃららチェアの前にいるある

ｲｷﾞ「お！これは！」

中「趣味の悪い椅子あるな。どこぞの呪われた椅子みたいある」

真っ赤ってどうなってるあるか…

ｲｷﾞ「…。で、結局４階まで来ちまったけど…。別に普通だったな。空気は最悪だが」

中「まだ嫌な予感は消えてねぇある。フランスと合流してとっとと帰るよろし！」

ｲｷﾞ「だな。んじゃ、とっとと…」

《ﾊﾟｧﾝｯﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ》

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