ヘタ鬼 〜皆を助けるんだ！〜

【１６】　イータリアー！！ ページ18

上への階段近くの扉に入る
―本だらけの部屋―

あ『ここは…本ばかりで何もないね』

日「戻りますk《ｶﾞﾁｬｯ》！！」

あ＆日「イタリア！/君！！」

戻ろうとしたら向こうの扉からイタリアが入ってきた

イ「無事だったんだね！日本、Aちゃん！」

あ『なんとかねー』

イ「日本とAちゃんが様子を見に行ってすぐにお化けが奥の廊下からいきなり襲ってきたんだ。
　 真っ先に悲鳴を上げたのはドイツだった。聞こえた…よね？」

日「いえ。それが全く…」

あ『聞こえなかったよ？』

ドイツの悲鳴聞きたかったなｗ

イ「そっか。ドイツの悲鳴にも驚いたけどその時はあまりにも混乱しちゃって
　 日本達を置いて逃げようとしたんだ。ごめんね…日本、Aちゃん…」

あ『気にせんといて！誰だってそうしちゃうから』

イ「Aちゃん…ありがとう。でも玄関のドアはどうやっても開かなくてバラバラに逃げたんだ」

日「そうだったんですか…しかしまぁ…この家は一体どうなってるのでしょう？」

あ『玄関のドアも窓も開かないし、携帯電話も圏外…』

イ「うん。俺たち、閉じ込められたみたい。
　 でも！日本達に会えて良かった！！怪我とかしてない？お腹空いたんじゃない？」

日「大丈夫ですよ」

あ『僕はペコペコだよ！』

日(さっきおにぎり食べていたのに…;;)

イ「俺さっきパスタ作ったんだ！あげるね！！」

あ『わぁ〜い！ありがとう！』

イ「ヴェ〜！」

僕はさっそくパスタを食べた！めちゃおいしかったよ
どこで作ったんだ、とか気にしたら終わりだよー

あ『にしてもイタリア妙に落ち着いてるね？』

イ「俺もね…いきなり〜…〜ドイツもプロイセンもいろんな意味で凄くてさ…；；」

あ『あぁｗｗ』

イ「これは俺がしっかりしないとなぁ〜って思って、それからは俺もビックリするくらい
　 冷静だよ。色々中を見て回ったし早く皆で出たいね！」

日「確かに…私も最初は驚きましたがそれ以上に混乱している方を見ていると
　 妙に落ち着いてしまいました」

イ「で、ドイツとプロイセンは？まだ見つからない？」

あ『二人なら４階にいるよ！すごい心配してたから早く顔見せて上げてね！』

イ「うん！じゃあ行こっか〜。探検してる間いろいろ拾ったから預けておくね」


【イタリアがパーティーに参加しました】

【イタリアより、おにぎり×５、ビール×３、150ヘタを貰いました】

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