【３】 噂の館 ページ4
・・・
世界会議会場からほんの３時間ほど歩いた
山の中にある空き家
いつからそこにあるのか
誰が住んでいたのかも分からないその館には
お化けが出るという噂があった
イ「ヴェ〜。本当にこんな所あったんだねー」
日「噂だと思っていましたが･･･本当にあったとは」
プ「この寂れた感じ･･･。悪くねぇな」
あ『これって寂れてるの？ｗ にしても不気味だね〜』
ド「俺はあまり気乗りがしないんだが･･･」
日「私も･･･。できれば外観だけ見て帰りたいのですが」
イ「ええ〜せっかくだし、少しだけ中に入ろうよ〜」
あ『ここまで来たんだし入ろう？』
ド「・・・。」
あ『(絶対に皆を脱出させるんだ！)』
《ギギギギギギ･･･》
扉を開けて洋館の中に入る
実際に見ると埃っぽさもなく
誰かが住んでいるのかと錯覚するほど綺麗だった
イ「中は思ったより綺麗だね〜」
あ『うんうん。もっと埃っぽいと思ってたよ』
ド「お、おい。もう帰らないか？」
プ「なんだよヴェスト。ビビってんのか？」
《パリンッ》
左の方から何かが割れた音がする
ド「！？」
ド「お、おい。やはりもう帰らないか？」
あ『もう、ドイツびびりすぎだよｗ落ち着いてｗｗ』
ド「そ、そうは言われてもだな・・・」
日「まったく、馬鹿馬鹿しい。お化けなんかいるわけないでしょう。常考」
あ『そうよｗ』
《スタスタスタ》
神【おい！日本が行くぞ！】
あ『(え？あ！)待って日本！僕も一緒に行くよ』
日「そうですか？では行きましょう」
プ「気をつけろよ。日本、A」
日「わかっています。少し様子を見たら戻りますよ」
あ『うん、じゃあまた後でね』
−図書館前−
《ガチャガチャッ》
日「鍵がかかってますね」
あ『んーどっかに鍵あるのかね？とりあえず音の正体を見に行こう』
日「えぇ」
−台所前−
《ガチャッ》
あ『お、開いてるね』
日「皿が割れていますね・・・。Aさん気を付けて下さい」
あ『うん。他には特にないねー。この扉も開かないし・・・』
日「イタリア君達の所に戻りましょうか」
皆が待っているであろう玄関に向かうが
そこには誰もいなかった
日「！？」
あ『あらら？(トニーが現れたの？)』
神【あぁ。無事皆逃げたぞ】
日「帰ってしまわれたのですか？
・・・遺憾の意」
う、うわぁ･･･
神【なんかすごく殺気が・・・】
気のせいだよきっと、うん
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春風 - 気をつけるだと思いますよ。それだけが気になったのでコメントしました。補足:面白いです (2015年2月17日 18時) (
レス) id: 1bd06b7f6a (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅたま(プロフ) - 優蘭(ﾕｳﾗﾝ)さん» ありがとうございます！うれしいです(´∀｀*) バンバン更新しますね！ (2013年1月27日 18時) (レス) id: 7b8b1953e3 (このIDを非表示/違反報告)
優蘭(ﾕｳﾗﾝ) - とても面白かったです！更新頑張ってください！ (2013年1月27日 18時) (レス) id: 2e404399de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぅ | 作成日時：2013年1月12日 21時
