中立国へ †Green† ページ10
〜ウォーシャンside〜
あれから３分経過したくらいに、ついに洞窟の出口が見えてきた。
そして、その出口の先には見たことのない世界が広がっていた。
薄紫色に妖しく光るの月。それに照らされる不気味な森。
全てが先ほどまでいたものと違っている。
A：ね、ねぇ、ウォーシャン。ここどこ？なんか怖いよぉ…
Aは私の腕にがっちりとつかまって震えている。
でも、正直腕が限界。
夏だから暑いし、意外とAの力が強くってもうくたくた状態。
でも、離してしまったらきっとAはやばくなると思うからそこは我慢しないと…。
私が必ず皆を無事に連れて帰って見せる。
だけれど、先ほどまで手掛かりにしていた足跡はもうない。
その時、私は向こうに道があるのを見つけた。
ウォーシャン：A。あそこに道があるから行ってみましょう！
何か手掛かりがあるかもですし…
A：う…うん…行く…
私たちはそこへと近づいてみた。
向こうからはい見えなかったのだが、その道は３つに分かれていた。
Aと相談した結果、まっすぐの道…『中立国』へ行くことになった。
本当は手分けして探そうと考えたのだが、Aを一人にさせるのは不安だから、二人で行くことにしたのだ。
あの二人がこの道へ行ったとは限らない。
一緒に行ったかも、二手に分かれたのかも分からないが、例え、巡り合わなかったとしても、人に会えば情報を得ることができる。
国と言うくらいだから、必ず人はいるはずだ。
＊ ＊ ＊
しばらく歩くと、遠くに人影と大きな門を見つけた。
どうやら大きな門は国への入り口で、人影の正体はその国の警備兵らしい。
私たちはそこへさらに近づいた。
すると、数十メートルのところでその兵士と目があった。
そして…
？：貴様ら、何者であるか？ここからは中立国の領域である。
敵国の者なら容赦はしない。
兵士はそういうと持っていた銃をこちらへ向けて警戒してきた。
私にとってこのようなことはよくあることだ。
しかし、今は状況が違う。
Aが隣にいるし、私の手元には銃がない。
あったとしても、私の役目は皆に秘密なのだから銃を撃つにもいかなかった。
？：ここから立ち去れ！さもなければ本当に撃つのである！
A：…うぅ…ウォーシャン〜…
どうしよう…このままじゃ本当に殺される…
お父様…私はどうしたらいいのでしょう？
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紗雪(プロフ) - 騎士さん» 騎士さんの小説書いてるんですね!!見にいきます＾＾ (2012年8月7日 1時) (
レス) id: c216edb9d1 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - 紗雪さん» はい！宜しくです！私の書いている小説も宜しくね♪ (2012年8月6日 13時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» もちろん!!私でよければよろしくお願いします(｀・ω・´) (2012年8月6日 5時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - 紗雪さん» いえいえ、貴方の作品は凄いですよ！あ、よかったら私と友達…になりませんか？ (2012年8月5日 22時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» ありがとうございます^^更新頑張りますね(´∀｀)駄作しか書けませんが((殴 (2012年8月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗雪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoi_sayuki823/
作成日時：2011年7月1日 0時
