迷った先で1 †Green† ページ43
A:みんなぁ〜…どこぉ〜?ローデさーん!ウォーシャン〜!
ここはあたしが知っている緑の国森ではない。
どこか知らない森だった。
そこにぽつんと一人ぼっちのあたし。
周りにはもちろん誰も居ない。
何でこんなことになったのだろう…
»回想
A:うわぁ…本がたくさんある!
この時、あたしは緑の城の図書室へ来ていた。
あたしは本好き。
あるとは聞いていたが、なかなか来る機会がなかったので来れずにいたのだ。
でも、今日は魔法の練習が休みの日。
やっとゆっくり過ごすことができる。
A:この本…なんだろう?
あたしはたくさんある本の中から、一番分厚い本をとった。
【Certificate magic】
A:英語?えっと…セルティッフィケート マジック?
…ってことは…『魔術書』…かな?
その本のページをめくると、英語がぎっしりと詰まっていた。
A:え〜…あたし少ししか英語読めないのに…
自分の国の言葉なら良かったんだけどなぁ…
読むのをあきらめ、本を閉じようとした時、そこに書かれていた英語がまるでインクが滲んでいくかのようにぼやけ始めた。
それは時間が経つにつれ、またはっきりとした文字に生れ変わっていく。
あたしがよく知っている文字に。
A:えっ!?何これ!!?それならあたしでも読める!!
めくってもめくっても母国語の文字。
そして、表紙も…母国語になっていた。
【魔術書】
やはりそうだった。
A:『この本は魔力がある者にしか扱うことが出来ない。』…か。
だから、あたしが触った時、読めるようになったんだ〜!
初めのページを開き、一人で納得する。
そして、それを理解すると同時に嬉しさもわいてくる。
だって、『魔力がある者にしか扱うことが出来ない。』と言うことはもちろん魔力のない者には扱えないということ。
扱えたということは、あたしに魔力があるということになる。
あたしは着々と魔法を使いこなせるようになっているということだ。
そう思うと、すごくうれしかった。
A:試しに何か唱えてみようかな?w
ゆっくりとページをめくり、よさそうな呪文を探る。
しばらくめくっていると、一つ、目に付く呪文を発見した。
A:『瞬間移動』…かぁ…。面白そう!
あたしはその魔法に決めると、その欄に書かれていることを読み始めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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紗雪(プロフ) - 騎士さん» 騎士さんの小説書いてるんですね!!見にいきます^^ (2012年8月7日 1時) (レス) id: c216edb9d1 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - 紗雪さん» はい!宜しくです!私の書いている小説も宜しくね♪ (2012年8月6日 13時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» もちろん!!私でよければよろしくお願いします(`・ω・´) (2012年8月6日 5時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - 紗雪さん» いえいえ、貴方の作品は凄いですよ!あ、よかったら私と友達…になりませんか? (2012年8月5日 22時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» ありがとうございます^^更新頑張りますね(´∀`)駄作しか書けませんが((殴 (2012年8月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗雪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoi_sayuki823/
作成日時:2011年7月1日 0時