【ヘタリア】ヘタニア国物語

悪魔とあいつ　†Red† ページ42

〜ギルベルトside〜

―――…ﾊﾞｲｵﾚﾝﾄ：ベルフィス・バルバトス。悪魔とつながりがあった騎士族の剣士。
そして…悪魔の生まれ変わりだ。…―――

俺の頭からあの言葉が離れない。

そんなの信じられるわけねぇ…そう思いたいが、あんな顔見せられたんじゃ信じるしかねぇだろ…。

あの時、俺と剣を交り合わせたベルフィスはマジで悪魔のようだった。

寒気を感じさせる笑み、どす黒い雰囲気。

そして、まるで暗闇へ誘惑するかのようなささやき声。

全てがそのものだった。

しかし、バイオレント様が言うには本人は自分の存在に気付いていないらしい。

だが、本当にそうなのだろうか？

あいつのことだ。

うすうすくらいは気付いてるだろう。

でも、自分の存在に気付いたことでどうなる？

ショック？絶望？

そんなのじゃない。

むしろ「喜び」「楽しさ」とかだろ？

なんたって、あいつは変わってる。

どんな奴よりも。

ベルフィス：ギールっ♪

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：！！？///

いきなり後ろから抱きつかれる。

ベルフィス：え？何なに？びっくりした？…ってゆーか、照れてる？

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：はぁ！？///

ったく…こいつは…

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：ってか、離れろよ！！

ベルフィス：やぁ〜だ♡

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：…てめぇ、何が♡だよ！？きめぇんだよ！！

ベルフィス：え〜？酷いなぁ、ギルベルトくん。
僕はただ、そーやって遊ぶのが好きなだけだよ？勘違いしないでくれるかな？《ﾆｺｯ》

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：どうでもいいから離れろって！！こうくっつかれると暑くてかなわねぇ…。
離れないんだったら無理やりにでｍ…

ベルフィス：ふーん？無理やりねぇ…。できるもんならやってみなよ？

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：なっ…

そういうと剣を取り出し、さやから抜こうとする。

が、

ベルフィス：なーんてね♪

そういうと、剣をしまった。

ベルフィス：しょうがないから離れてあげるよ。
でも…

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：？

ベルフィス：剣の相手、お願いできるかな？《ﾆｺｯ》

ｷﾞﾙﾍﾞﾙﾄ：マジかよ…

結論。

ベルフィス・バルバトス。

悪魔の生まれ変わり。ドＳ。腹黒。変態。

クールな振りして無邪気。

だが…俺の好きな女///

　―――――

＊作者より＊

何かわけわからなくなった…

でも、ベルフィスは書きやすい!!

迷った先で１　†Green†→←これから　†Blue†

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