実戦 †Red† ページ27
〜ベルフィスside〜
バイオレント:…お互い、準備は良いか?
ベルフィス・ギルベルト:…ああ。
僕とギルベルトの声が重なる。
…その直後だった。
辺りが光りに包まれ、妙な感覚に陥った。
まるで、炎に包まれているかのような…しかし、熱くなく、むしろ冷たい。
一瞬の出来事だったが、気づいた時にはバイオレント様の姿はなく、ギルベルトと二人きりになっていた。
しかも、それだけではない。
先ほどまでいた場所ではなくなっていた。
辺り一面の闇。
見えているのは互いの体と武器のみ。
ベルフィス:ここは…
?:『はは…驚いたか?』
ベルフィス:!!!…その声は、バイオレント様?
バイオレント:『ああ、そうだ。
…この空間はわたしが作り出したものだ。お前たち以外に誰も居ない。
誰にも邪魔されないで戦える方がいいと思ってな。』
ベルフィス:へぇ。ま、そうだね。このほうが落ち着くわ。…それに僕、こういうとこ嫌いじゃないし。
バイオレント:『はは!お前ならそういってくれると思っていたぞ。
…では、軽く説明しておこう。この戦いは相手の動きを止めたら終わりだ。
剣を使っていれば何をしようともかまわん。好きに戦え。』
ベルフィス:りょーかい。
ギルベルト:へいへい…。(まぁ、テキトーに戦えばいいだろ。)
バイオレント:『そして最後に………………殺すなよ?お互いに…な。』
「殺すな」…か。
まぁ、僕次第だと思うけど。
弱ければ殺される。
だが逆に強ければ殺す。
そうならないように気をつけろということだろう。
…なるべく努力しなければ。
ベルフィス:わかった。
ギルベルト:俺様も…大丈夫だ。
バイオレント:《クスッ》…それでは始めよう。お互い本気でかかれ!
それが合図となった。
ギルベルトの表情が変わる。
赤い目は獲物を狙うかのようにぎらぎら輝き、僕を睨んでいる。
そして、剣を構え、まっすぐと僕を狙い走る。
ギルベルトは剣を高く振り上けた。
《キィイィィィィン!!!》
刃が交り合鈍い音。
自分でも何が起きたか分からなかった。
しかし、先ほどまでぎらぎらと獲物を狙っていた奴の瞳は唖然とし、丸くなっていた。
…なぜなら、僕が奴の刃をしっかりと受け止めていたからだ。
ついさっきまでギルベルトに迫力にのまれ、隙だらけだった僕。
だが、気づかないうちに体は動いていたのだ。
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紗雪(プロフ) - 騎士さん» 騎士さんの小説書いてるんですね!!見にいきます^^ (2012年8月7日 1時) (レス) id: c216edb9d1 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - 紗雪さん» はい!宜しくです!私の書いている小説も宜しくね♪ (2012年8月6日 13時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» もちろん!!私でよければよろしくお願いします(`・ω・´) (2012年8月6日 5時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
騎士(プロフ) - 紗雪さん» いえいえ、貴方の作品は凄いですよ!あ、よかったら私と友達…になりませんか? (2012年8月5日 22時) (レス) id: cb129c37f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗雪(プロフ) - 騎士さん» ありがとうございます^^更新頑張りますね(´∀`)駄作しか書けませんが((殴 (2012年8月5日 21時) (携帯から) (レス) id: 6b436b2e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗雪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoi_sayuki823/
作成日時:2011年7月1日 0時