私立ヘタリア学園〜イギリスとの恋物語〜part３

１１８話　言葉＜行動 ページ33

イギリスと私のテントは違う。……残念なことにね(笑)
でも今は２人以外誰もいないから、イギリスのほうのテントにいることにした。

ちなみに、男子はちょっと大きめのテントでみんなで寝る。
楽しそうでいいなぁ。。。。

……それはさておき、

そう、２人以外誰もいないの。２人きりなの。

A「……静かだね」
イギリス「……だな」

なんでだろう、２人きりとか別に珍しくないし、慣れてるはずなのに。。


心臓が、鼓動がこんなにもはやい。


慣れてるつもりだったけど、実は全然慣れてないんだなぁ……

A「ふふ」
イギリス「？なにか面白いことでもあったのか？」
A「ん、思いだし笑い」

うそ。
ちょっと嬉しくて、こそばゆかっただけ。

イギリス「そうか。今日のフランスはいつにも増して馬鹿だったからな」
A「あはは」

そういう君は、いつにも増してかっこよかったよ。

……無理だ、恥ずかしくて言えない。

A「今日はイギリスにいっぱいもらっちゃったね」

私は首もとのネックレスに目をやる。

イギリス「似合ってるぜ？」
A「イギリス、それ２回目だよｗありがと。」

なにかお返しがしたい。

A「………イギリス。目、瞑って？」
イギリス「？あぁ。。。」

言葉が無理なら、行動でしめす。

・・・ちゅっ。

イギリス「！！！？」
A「お礼のつもり…。いや、だった？」
イギリス「ッいやなわけあるか！」

行動のほうが難しいはずなのに。

イギリス「A………もういっかい、いいか？」
A「うん………」

あぁ、、、そんなこと、どうでもいいや。

私って、幸せだなぁ・・・

イギリス、だいすきだよ。

１１９話　ドイツさんの憂鬱（笑）→←１１７話　花火

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す