私立ヘタリア学園〜イギリスとの恋物語〜part２

７２話　佐倉君２ ページ31

＊夕食後＊

A(？イギリスと佐倉君だ。なに話してるんだろ･･･？)

ハンガリー「A、今日も開くわよ、女子会！」
リヒテン「早く行きましょう？」

A「あ、うん！行こっか！！(にこっ」


イギリス「････佐倉。ちょっといいか？」

佐倉「ん？いいけど」

イギリス「ここじゃその･･･アレだ。談話室、行こうぜ」


＊談話室にて＊
イギリス「ちょっと佐倉に聞きたいことがあｒ」

佐倉「うん、聞きに来ると思ってたよ。･････Aさんの好きな人は誰か、だろ？」

イギリス「あ、ああ････」

佐倉「･･････教えてやらない。なんか悔しいから」

イギリス「？どういう意味だ？」

佐倉「んー、まぁ俺が思うにAさんの好きな人は」

イギリス「･････あぁ････」

佐倉「絶対Aさんを幸せにできるし、逆に言えば･････
･･･そいつじゃないとAさんを幸せにすることなんて出来ない」

イギリス「････そうか･･･じゃぁやっぱり俺はAのこと、諦めるしか･･･」

佐倉「っそれは違う！･･･もうお前と話すのも最後だと思うから言わせてもらうけど････」

イギリス「････」

佐倉「･･･やっぱやめた。うん、すげぇ悔しいわ」

イギリス「ハァ！？さっきからなんなんだよお前！？？」

俺がそう言うと佐倉は哀しげに微笑んで、

「ばーか」と言った。

その目から雫が一粒こぼれた･････ような気がした。

７３話　Ｙｅｓ！女子会ッ！！→←７１話　体育祭が終わったら。

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