8# こういうこともあるんだよ。世の中には ページ9
かくかくしかじか。
聞くところによると、前猫達を飼われてたお婆さんは神につかえる仕事をしていた。
その事は誰にも秘密だが、可愛がっていた猫達にだけ話していた。
独り言のように。
けれど、自分の命がもうすぐ尽きると思ったお婆さんは猫に、神のご加護？…みたいな、なんかこう…ぅんちゃらかんちゃらみたいなのを掛けて、この世を去った。
「それから俺達は、バレねぇように猫として過ごしてきた。…ま、気ぃ抜いたら人間になっちまうげどなーw」
…なるほど、分からん。
「…そんな話…誰も」
「信じらんねぇって？」
そうと思ったよ、とばかりにニヤリと笑うと、男は「見てろよw」と呟いた。
ふいに視界が煙に包まれ、消えると“それ”は姿を現した。
昨晩の可愛らしい猫だった。
膝にすりよってきた猫を撫で、安心に浸る。
もう一度煙が巻いて、視界が晴れると今度は自分の膝に男が跨がっていた。
「…な、分かったろ？」
何の悪びれもなく、顔を近づけ「な？」と聞いてくる男をドンッと跳ねとばした。
「…え、」
状況が把握出来ず、混乱するAを抱えあげ、アーサーは部屋を出て階段を降りていく。
なすすべなし。
Aは一抹の恐怖を感じながら、フリーズしていた。
9# やっとそれらしくなってきましたー！→←7# 後悔。今更・・・
今日の猫さん↓
中「全部、我に任せるあるよ！！」
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名無し - おもしろかったです！！ (2016年1月17日 16時) (
レス) id: e6e56e976f (このIDを非表示/違反報告)
かざし# - ロミオさん» それはどっち？嬉しいの？つまんなかったのー？(*´^`) (2015年10月11日 15時) (レス) id: 5bcdb17500 (このIDを非表示/違反報告)
ロミオ - うん。なかなかいいと思うよー (2015年8月25日 16時) (レス) id: 640de00071 (このIDを非表示/違反報告)
かざし# - 杏ちゃんさん» いいぜー？ (2015年8月25日 0時) (レス) id: 5bcdb17500 (このIDを非表示/違反報告)
杏ちゃん - かざし#さん» ねぇねぇコメらんで話すってダメなん？ (2015年6月24日 18時) (レス) id: 3f5497448f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨散 日差 (あまちり かざし) | 作成日時：2015年5月14日 3時
