黒白２０ ページ27
β「黒田博士の当初の目的は黒田Aの家族の復活。そして平穏な日々を過ごすことなの。」
『……あの人が、そんな事を……。』
β「そして、私の他の動けるクローンはあと二人。
Θという男とΩという子供ね。
この二人がどうも厄介で……Θはどちらかといえばこちらの味方なのだけれどなんというか……ヤンデレ？とかいうタイプなのよね。」
加「ヤンデレ……？はよくわからないけどとりあえずその人は味方なんだよね？」
β「いや、味方なのだけれど味方ではない……って感じかしら？」
安「どういうこと？？」
β「いや、うん。多分会ってみたらわかると思うわ。多分そろそろ此処を見つけ出して来る頃だと思うし。」
燭「それはどうなのかな……味方かわからない人間がこの本丸に来るのは頂けないね……」
一「まぁ、その問題は後にして……もう一人のΩというクローンについて聞かせていただきたく……」
β「あぁ、Ωね。Ωに関しては私もわからないわ。
あの子についてわかることといえば性別が無いことと成長が未熟である事、後は私達と違ってAに対しての感情が無いの。」
加「それはどういう……？」
β「さっきも言ってたけど、私達クローンにはAとは別に手本となってる人間がいて、
私はAの母親を、Θは弟をもとに作られているの。だから、作られた時にAの事が好きだという感情をもともと入れられてるのね。けれど何故かは知らないけれどΩにはそれをしなかった……
これはあくまで私の予想なのだけれど、Ωに関しては人間を作ろうとしたというより恐らく生物兵器を作ろうとしたんだと思うの……
例えば、時間遡行軍に対抗出来るクローン兵があったら？？？
この世からは審神者という職業もなくなり刀剣男士も顕現されることはなくなるでしょう…。それはそれで平和な世界なのだけれど……
時間遡行軍との戦いがもしも終わってその後は？
きっとそのクローン達は使い捨ての駒にされる事でしょうね。
それに、審神者にとって刀剣男士達は家族のような存在。中には刀剣男士と番になった審神者も居るそうね。
家族と離れ離れになってしまう未来……
あぁ、考えただけでもなんて残酷で悲しい事なんでしょう！」
『……。なるほど、何となく理解したよ。
現状も、これから予測される未来も。
これから僕達がやらないかん事は……
Ωと黒田博士を倒すこと。
そうでしょう？』
Aに同意の頷きをする刀剣達。
そこに近ずく影が一つ……
続く (更新停止中)
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稲妻なのか(プロフ) - お久ー！！早速なんですが、刀剣乱舞のツイッター確認しましたか！？ドラフトに飲み込まれてないといいのですが、神門さんの推しが…おそらく…ついに…！！！ (2017年10月29日 5時) (
レス) id: f851cf03e9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫〔神無月〕(プロフ) - こんにちわ！最初から読ませて頂きました！凄く…深く楽しい作品でした！(語彙力)へしかわ…(о´∀`о)それでは神門 鈴哉様！更新お待ちしています！お疲れの出ませんように(*´ω｀*) (2017年5月20日 4時) (レス) id: 7cfb6f3ef2 (このIDを非表示/違反報告)
ノイス - 審神者と長谷部のメリークリスマスの画像ええわ〜 (2017年2月17日 18時) (レス) id: cb03f77a59 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ猫系女子(プロフ) - はは、兄組弱ぇ（（更新頑張って下さい (2017年2月14日 17時) (レス) id: 9ff541469f (このIDを非表示/違反報告)
TAT(プロフ) - さにわがはにわwww (2017年2月12日 10時) (レス) id: b17d1ceb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神門 鈴哉 | 作成日時：2015年12月2日 0時
