表悪魔裏天使の彼女に世界は恋をする。４

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〜SG〜







＿＿「私の過去は最低だった

喧嘩ばっかりの日々でいつの間にか誰も信じなくなった」






話は変わって過去に。






＿＿「でもある日お母さんとお父さんが引っ越すって言って

あの村に行った。


最初は村の人たちにも心を開かなかった。

と言うか敵視してたかも(笑)


でもね、村の人たち優しくて

何年もかかったけど私も心を開いた。」





思いだすように目をつぶるA。







＿＿「お母さんとお父さんはさよく仕事で海外にでる人で

私はお留守番が多かった。

だけど手紙が届いてたし、寂しくなかった。」





＿＿「カールとラニはね、

お母さんとお父さんがつれて帰ってきたの。

私が寂しくないようにって

あの子たちは私の大切な家族。」





目を開けて笑うA。






＿＿「ボラとスンデは私の親友

とても大切な。」






＿＿「私、みんなに出会えたこと本当に感謝してる。

みんなのおかげで私は変わった。

昔から他人に冷たくて酷かった私を
優しく暖かい気持ちに包み込んでくれた。

本当にありがとう。」







溢れ出る涙は

Aも俺たちも一緒。






＿＿「ジンのご飯ほんとに大好きだよ

ナムジュンはたくさん教えてくれたよね

ホソクはいつも元気をくれた

テヒョンがうたう歌がすごく好き

ジミンの表情が私を笑顔にしてくれた

グクが私にいろんな感情を教えてくれた

ユンギオッパが私の側にいてくれる時が何よりも幸せ」





声を殺して泣く俺たちにAは微笑むように






＿＿「泣かないで」





そう言う






＿＿「私の夢は寂しい命をなくすことだった。


みんななら出来ると思うから…



私の夢をたくしてもいいよね？(笑)」





泣きながら笑うA。


本当に愛してる。



　



＿＿「私の最後のお願いは私と関わらないで…だった。

だけどそれは嘘…ってみんな分かるよね？


私がこの世から去るとき、

みんなを待ってるよ


来てくれたよね？」








何回みても泣いてしまう。








＿＿「まだまだ話したいけど…もう終わりにするね」








＿＿「今まで側にいてくれてありがとう」








＿＿「今度は私がずっとみんなの側にいるよ」









＿＿「大好きです」









泣きながら笑ったAは最後と同じように幸せそうだった。

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