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〜SD〜
SD「ボラ…」
BR「…っ」
ボラの家に来てみれば
大泣きするボラがいた。
その前に息を切らしたカール。
全てを察した。
SD「…ごめん…ボラ…」
ぎゅっと抱きしめると
もっとたくさん涙を流して弱い力で抱きしめ返してきた。
BR「…バカ…スンデの…ばか…っ」
SD「うん…うん…ごめんな…」
BR「私、どうしたらいいの、っ？」
抱きしめる力をぐっと強くして
SD「なにも、できないよ、俺たちは無力だから」
俺は、
Aを救えなかったように
カールを救うことはできない。
だけど
SD「だけど、愛することならできる」
BR「え？」
SD「カールの残りの日々を自由にさせてあげよう…
そして、愛してあげよう
最後にはどうしても会いたかった主人に笑って会えるように」
ボラはカールに視線をうつして
手を伸ばした。
まるで、カールの答えを聞くかのように。
BR「うん…そうだね
カールの好きなことをさせてあげよう
食べたいものを食べさせて
行きたいとこに行って
会いたい人に会わせてあげよう
そしたら
そしたら私は
カールを幸せにできるよね…？」
ボラは唇を噛んで声を押し殺して泣いた。
ただ、抱きしめることしかできない俺は
やっぱり無力なんだ。
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韓国大好き - すごく感動しました。 結構長かったけどあっという間でした すごくお話を書くのが上手いです。 他の作品も期待してるので、頑張ってください！ 応援してます。 大好きです！ (2018年12月13日 17時) (
レス) id: 3f32e76195 (このIDを非表示/違反報告)
enen♪ - ココさん» コメントありがとうございます！携帯を変えてしまったのでしばらく更新できてなくてすみませんでした！でもそう言ってもらえると嬉しくて完結できるように頑張れました！ありがとうございます！ (2018年5月18日 14時) (レス) id: b724b79750 (このIDを非表示/違反報告)
ココ - こんなに小説で泣いたことはなかったから自分でもビックリしました。この小説をつくってくださってとても感謝してます (2018年5月1日 1時) (レス) id: dc829f68c7 (このIDを非表示/違反報告)
enen♪(プロフ) - バカさん» ありがとうございます(〃'▽'〃)そんなに泣いていただけるとは…!!嬉しいです! (2018年1月9日 13時) (レス) id: 53350f6bff (このIDを非表示/違反報告)
enen♪(プロフ) - あたいさん» ありがとうございます(^○^)そう言っていただけると嬉しいです!! (2018年1月9日 13時) (レス) id: 53350f6bff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：enen♪ | 作成日時：2017年8月26日 14時
