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〜JK〜
BR「あっ、みなさん」
建物の裏口で真っ黒な服を着て目を腫らしたボラちゃんがいた。
BR「Aはこっちです」
ボラちゃんについて中へ入る。
ここはAと本当に別れる場所。
BR「今は誰もいませんので…
Aに最後のお別れの挨拶をしてあげてください
とても綺麗な顔ですよ」
JN「ありがとう」
ボラちゃんはゆっくり頷いてどこかへ行ってしまった。
ゆっくりと箱の中を覗く。
眠ったように綺麗な顔。
本当は生きてるんじゃないの？
なんて聞きたくなるほど。
SG「ほんと、綺麗だよな」
RP「…まるで眠り姫のよう…」
JM「花が、Aちゃんに似合ってる、すごく」
JH「うん、こんなに花があると寂しくないよ」
ポツリポツリと言葉をこぼす。
JN「オンマさんとアッパさんに会えるね」
TH「向こうでも大丈夫、Aなら」
JK「世界で一番、素敵な人」
気がつけば泣いていた。
静かに。
SG「ほんとバカなやつ…」
ユンギヒョンは泣きながら笑った。
さよならを言うように。
？『わんっ』
？『くぅん』
鳴き声が聞こえてきて
振り向けば二匹の犬がいた。
JK「カールとラニ…？」
ボラちゃんからカールは右足を骨折して左足を切断したと聞いた。
そんなカールは荷車のようなものに乗って
ラニがそれを引っ張ってきた。
ｶｰﾙ『わん』
ﾗﾆ『くん』
JM「お別れしにきたんだよ」
JN「そうだね…そろそろ僕たちは帰ろう」
SG「ああ、じゃあなA」
ユンギヒョンは涙をふいて誰よりもさきに部屋を後にした。
JM「グク？」
JK「すぐ行きます」
俺はカールとラニがAの隣に寝そべるのを見てから足を動かした。
＿＿「ありがとう」
最後にAの声が聞こえた気がした。
JK「ばいばい…A…」
またいつか会えたらいいな。
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enen♪(プロフ) - h.m 125511さん» ありがとうございます!!ぜひ最後まで見守ってください！(^^) (2017年8月12日 18時) (
レス) id: 53350f6bff (このIDを非表示/違反報告)
h.m 125511 - もう号泣です泣すごく面白いです！ (2017年8月12日 10時) (レス) id: e0d5839331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：enen♪ x他2人 | 作成日時：2017年7月28日 10時
