表悪魔裏天使の彼女に世界は恋をする。２

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〜SG〜





ジョングギがまだ戻りたくないって





俺には分からなくはない。






俺だってAが好き




側にいたい。





でも俺たちにはARMYがいて





俺たちの場所がある。






分かってるけど





"まだここにいたい"





そう言ったジョングギが




かっこよくて





俺は羨ましいと思った。







「私はグクが好きだよ」






目の前で好きな人が俺の弟にそう言って





悔しいけど





見る目あるよ。






正直、俺は自信があった。






ほんとうはAの好きな人は俺なんじゃないかって





ただそう信じたかった。






俺を選んでほしくて






でも思い通りに行かねぇな。






JK「…ｯ俺は」





今にも泣きそう。





JK「…俺はAを…幸せにできないよ…

もうすぐ…俺たちはここからいなくなる
元へ戻るから

Aとはいられない

ごめん」





「…元へ戻る…？」





JN「ジョングギ…」





TH「俺たちの居場所はここじゃないからね」





「…そっか」





それ以上なにも言わないA。






ただ





俺には泣いてるように見えたのは気のせい？






「、私、忘れ物しちゃった、、とってくるね」







俯いて部屋を出て行くAに何も言えなかった。






俺たちはもういなくなるから。

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