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〜SG〜
SG「…出かけてくる…」
それだけ言って宿舎をでた。
(ガラッ
静かな病室
SG「A」
閉じた目は開かない。
その顔は誰よりも綺麗。
隣に置いてある椅子に座る。
まだ温もりが残ってる
誰かがいたんだろう。
頭に包帯が巻いてある。
胸元にも。
酸素マスクをつけてる。
呼吸音が聞こえる。
そっと顔に手を伸ばして触れる。
綺麗な顔。
力ない手を握ればぬくもりが伝わる。
SG「早く…目開けろ…」
ユンギオッパ
そう呼んでたAが懐かしい。
誰よりも可愛くて綺麗で
愛してる。
今度会ったときに言うって決めてた。
誰よりも愛してるって。
あんな形じゃなくて
もっと違う形で再会できればよかった。
早く会いに行けなかった。
SG「ごめん」
ぎゅっと手を握りしめた。
(ガラッ
BR「A〜
お客さんきたよ〜…っあ」
JN「ボラちゃ…あ、ユンギ」
ドアが開いて
そこに居たのはボラとメンバーたち。
JH「やっぱりここにいたんだ…」
SG「……ああ…」
BR「来てたなら言ってほしかったなぁ〜」
SG「ん…ごめん」
BR「べつにいいけどね〜(笑)
さ、それよりみんな入って！
Aのに話しかけてあげてね!!
私はカールとラニの世話があるから一回帰るね！」
さっと部屋を出て行ったボラ。
SG「なぁ…ボラって…」
JN「うん…」
JM「きっと無理してるよ…」
JK「今日、見つけたとき、泣いてましたね
たったひとりで」
両親もいなくなって
親族も誰もいないA。
今、身の回りの世話はすべてボラがしている。
家の管理も
入院費もすべて
ボラが。
ただひとりで。
なぁ
A
早く目覚ましてやれよ。
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enen♪(プロフ) - チムチムらぶさん» ありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しいです！更新がんばります!! (2017年7月28日 20時) (
レス) id: 53350f6bff (このIDを非表示/違反報告)
チムチムらぶ - うわーん！(泣)めっちゃ泣ける…更新楽しみにしてます！ (2017年7月21日 19時) (レス) id: eaf83e2477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：enen♪ x他2人 | 作成日時：2017年4月26日 10時
