表悪魔裏天使の彼女に世界は恋をする。２

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〜JM〜








静かな楽屋



みんな頭の中が混乱していて





今の状況を確かめしようと必死で








JK「…ひょん…」






今にも泣きそうな顔をしたジョングクが俺にスマホの画面をみせる。









そこにうつるのは血だらけのAの写真。


生放送の映像。







JM「…っ」








A…





どうして？









(ガチャ







ドアの開く音。


みんなその方向をみる。







RP「マネヒョン…」






マネ「いいかお前ら…今から言うことを何も言わずに聞け」






マネヒョンの言葉に緊張感が走る。




何を言われるのかわからない。


ただ自分を落ち着かせるので必死だった。






マネ「今、世間ではさっきの映像が出回ってる。

生放送だったしスマホで撮影してるやつもいた
だから止められない。

それで記者たちはお前らに取材をするためにこの建物の外に集まってる
もちろん事務所にも

あの子との関係やお前らの心境を知りたいんだろう。
世間も知りたがってる。


ここから先はお前ら次第だ。
あの子との関係を世間に知らせるか知らせないか。

それを決めるのはお前らだ。
時間をやるから決めろ。」









JM「ヒョン…Aは今どうなってるの？

どうして俺たちは狙われたの…？」








俺の言葉にマネヒョンは少しため息をつく。








マネ「お前らを狙った奴は今警察署にいる

撃ったあとは顔が真っ青で
泣きながら自分の頭に拳銃をあててた

おそらくあの子の知り合いだろう


あの子は病院で手術中だ」









SG「…っ」







TH「ユンギヒョン…？」






ユンギヒョンが椅子から立ち上がる。








マネ「俺はもう行く

お前らは絶対にここから出るな」






その一言でユンギヒョンは力無く座り込む。






(パタンッ






マネヒョンが行った後



静かに閉まるドアを俺たちはみつめることしか出来なかった。

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