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まだうっすらと夕日が照らす光に反射してキラキラ輝く髪色と、青い瞳。とんでもなく美形で反射的に目をそらした。
向こうは、私を見るとだんだん顔を顰めて訝しげな顔をしていたが、そんなの私は知る由もない。
(たしか、五条家の…。)
夜蛾センや、まだ疎まれていなかった時のジーちゃん方から、五条家に生まれた神童が来年入学されるとの話を聞いたことがあった。
容姿も耳にした情報と同じであるため、本人なのだろうと確信し、会釈だけしてさっさとその場を去ろうと思った。
だってほら、こんな容姿端麗の人と比べてしまうなんて自爆行為でしかないし？
羨ましい超えて妬みまくりのゲテモノになっちゃいそうだし？？
なんてったってその時の自分は、自身の境遇が哀れすぎて人生最大に嫌気が刺していたからだ。
しかし通り過ぎるか過ぎないかの1歩手前で、強引に腕を掴まれることとなる。
ﾋｮｴｯと短く悲鳴を上げるも彼は腕を離さないままこう言った。
「お前、自分が置かれてる状況わかってる？」と。
もう片方の手で私の持っている書類を指して言った彼の言葉に、頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだった。
突然何を言い出すんだコイツは、と首を傾げた私を知ってなのか彼は続ける。
「本気でジジイ共の雌犬になりたいの？だったら構わねーけど、お前の血筋から新たな呪術家系なんて作れると思うなよ。」
中学三年生とは思えない威勢で抑圧をされるが、これがなんのための牽制なのか全くもって分からず益々頭を悩ませるのだった。
『えぇ〜、、と、？？』
掴まれている手と彼を交互に見て "いいから手を離せあと初対面で何メンチ切ってんだお前" としか思わずどうしていいか分からなかった。
雌犬？なんだそりゃ。私は人間だ。
「はぁあ！？まだ分かんねーの！？？だからお前を利用するんだよあのジジイ共は、そこんとこの意味分かる？」
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タバスコ子(プロフ) - ホノハさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。コメントありがとうございます( ᵒ̴̶̷̤-ᵒ̴̶̷̤ )更新遅めですが待っていてくださると嬉しいです( ･ ･̥ ) (7月9日 12時) (
レス) id: 0cdd62a25e (このIDを非表示/違反報告)
ホノハ - 続き楽しみです(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2023年5月3日 15時) (レス) @page29 id: 87f020705d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タバスコ子 | 作成日時：2022年10月31日 5時
