ページ ページ25
_______________
『もし、上層部へ行っていたら、、』
「そうだね、ボロボロになるまで使い切ったあと、でっち上げの陰謀を企てたとか言って処罰されてただろうね。
反抗したらしたで呪符まみれの部屋で牢死だったかも。
まぁどっちにしろ死んでいたらA先輩は元々憑いている先祖の手によって上層部を呪い殺す怨霊となっていた、終わり。」
『そんなァ……』
今更、敬語とか気にしないが、タメ口なのが余計に怖さを引き立てる。
私を重ね合わせたんなら、呪うよりも救ってあげるとか聖女っぽいことしろよ！！怨霊男だけどさァ！！畜生ッ！！
湧き上がる感情を必死に唇をかみ締め押さえつける。
「だから、ここで保護しておかないと怨霊に操られて貴方は死んでしまう。
まだ謎な部分も多いし先祖返りだけでは説明がつかないから用心しなくちゃいけないんだ。特にその莫大な呪力とか。」
『てっきり祖父からは、先祖が早良親王だから呪力が芽生えたと聞いたんですが、それはデタラメだった、ということですか』
「多分、そうでしょう。きっとお爺様は心配させたくなかったんじゃないでしょうか。
となると、その莫大な呪力は何処からきたのかがミソになる。その受け渡しの力も発現しただけでしょう？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タバスコ子(プロフ) - ホノハさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。コメントありがとうございます( ᵒ̴̶̷̤-ᵒ̴̶̷̤ )更新遅めですが待っていてくださると嬉しいです( ･ ･̥ ) (7月9日 12時) (
レス) id: 0cdd62a25e (このIDを非表示/違反報告)
ホノハ - 続き楽しみです(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2023年5月3日 15時) (レス) @page29 id: 87f020705d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タバスコ子 | 作成日時：2022年10月31日 5時
